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さて、昨日は「ブランディングをしなくてもいい会社」をお伝えしましたが、今日は逆にそう言った素晴らしい会社さんでもブランディングをした方が良い状況になった際に行う「リブランディング」についてお伝えしたいと思います。
ブランドが確立してしまうと、それに縛られてしまうケースも少なくありません。
こう言った場合にも、本当の「伝統」(=ブランド)は変えてはいけないとおもいます。
ただし、伝統を維持するために、適切なメンテナンスは必要です。それを行わないと、ただの古い会社になってしまうからです。
よく「企業の寿命は30年」などと言われますが、それは創業者が経営しているうちは、または最初のお客さんが元気なうちはいいのだけれど、代替わりをする頃には世間から置いていかれてしまっているということを意味しています。
そんな時に取られる手法が「リブランディング」です。
昨日のブログでは、「ブランディングは伝わるためのもの」という話もいたしました。つまり、コミュニケーション戦略です。
では、リブランディングの際は何を伝えるのか。
それは、会社の本質です。
大抵の場合、本質は原点に宿っています。ですから、まずは創業者の起業時の思いを改めて調べてみてください。
創業者が起業した時の志、熱い想いはブランドそのものです。お客様が信頼を置いてきた源ですので、リブランディングでも決して変えてはいけません。
企業の原点を見つけたら、それを今の自分の時代に置き換えて咀嚼し、もう一度磨きをかけます。
そうして、これまでの伝統、これまでのお客様に礼節を持って、新しい時代のコミュニケーションをはじめていくのです。
これが、「リブランディング」です
もし無策のまま顧客が世代交代してしまい、ゼロから新しい顧客を開拓することになってしまったら大事です。
ですので、リブランディング、つまりブランディングのメンテナンスは定期的に行われるといいと思います。誰でも知るCoca-Colaやmeijiなどのロゴマークが数年ごとにマイナーチェンジされているのも、そういったブランド検証作業の一環です。
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長嶺俊也 デザインこねこ株式会社取締役/クリエイティブディレクター/LOBBY ODAWARA オーナー兼ディレクター/神奈川県商工会連合会小規模支援強化事業コーディネーター