スマホアプリとWebサイトの役割分担

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さて、今日は「スマホアプリとWebサイトの役割分担」についてですが、特にアプリの役割についてお伝えしたいと思います。

理由は、アプリを導入するつもりがあるならば起業の段階から考えておいた方がよりインパクトを出せると思うからです。なぜなら、アプリはお客様にインストールしていただくという避けては通れないハードルがありますが、それには新規でのタッチポイントが最大のチャンスだからです。

最近ではテレビCMなどもされているように、ノーコードかつ無料でつくれるアプリサービスも出てきてスモールスタートが可能になりました。

スマホアプリと聞くと、SNSやゲームしか思い浮かばないという方もいるかもしれませんが、小売店や飲食店、クリニックなど、オリジナルアプリを使用するメリットがある業種はたくさんあります。

一度インストールをしてもらうことができれば、お客様にリピートしていただくための頼もしいツールになりますので、今日はみなさんと一緒にアプリでできること、Webサイトと併用して集客力を高めるための役割分担について考えてみたいと思います。

適切なタイミングで顧客とコミュニケーションできる手段

まず思いつくアプリの魅力は、何と言ってもプッシュ通知つきで、直接情報を送れることではないでしょうか。

リアルタイムにお客さまのスマホにダイレクトに接点を持つことが可能になりますので、メルマガよりも高い開封率が期待できます。

既存のお客様との関係性を育てるのにはアプリがおすすめ

また、アプリを通してお客様の興味やニーズを深く理解することで、より価値のある体験を提供することも可能になります。

日頃からこのようなコミュニケーションを重ねることで、お客様との信頼は強くなり、あなたのお店のファンとなっていただけるはずです。

Webサイトに比べて、既存のお客様と密なコミュニケーションをとれることこそが、アプリを活用するメリットだとおもいます。

利用していただいたお客様を可視化できる

アプリを利用することで、利用していただいたお客様のデータが蓄積します。

アプリを活用することでより詳細化された顧客の利用情報や行動データが可視化されます。それらのデータを分析して活用すれば、サービスの最適化や、スタッフの負担軽減など、多くのメリットが生まれるとおもいます。

リピートのためのツール

アプリの持つ前述のような機能の組み合わせは、リピートを促進するのにぴったりです。

マーケティングには「F2の壁」という言葉があります。FはFrequency(頻度)のことで、F2とは「お客様が2回目の購入をしてくれた」ということを意味します。

簡単に説明すると、2回目のリピートの壁さえ超えてしまえば、その後の継続の確率は格段にあがるというものです。

初回時にアプリをインストールしてもらえれば、プッシュ通知や、お客様の好みに合わせたクーポンを配ったりできるからです。

アプリを使用して、このサイクルを繰り返していけば、売上アップの仕組みとして機能するようになるとおもいます。

Webサイトのほうが良いことも

スマホアプリとWebサイトは特性が異なるため、併用することで集客力を最大限に高められると思います。

前述のように、アプリは既存のお客様にリピートを促進できるツールですが、新規顧客を獲得するにはWebサイトに優位性があります。

なぜなら、Webサイトの方が検索で気軽に訪れるライトなニーズを持った見込み顧客が多いからです。

アプリはどうしてもダウンロードが必要ですので、新規顧客獲得という観点でいえば、まずはWebサイトまたはブログやその他SNSなどを活用したほうが合理的です。

その他、リアルでのイベントやWebでのキャンペーンで集客をし、特典の代わりにアプリを登録してもらうというのもオーソドックスな手法です。

\ちょっと一息/ こねこの本棚
【アプリでおすすめしたい本】

内容はアプリとは全く関係ないのですが…AppBank株式会社ということでマックスむらいさんの自伝をおすすめしたいと思います。信じられないぐらいの熱量に圧倒されるのと同時に、新しく何かしたくなるような影響を与えてくれるバイタリティが漏れ出している本です。

まとめ アプリとWebサイトの役割分担

今日のテーマのまとめになりますが、ここまで書いてきたようにアプリとWebサイトの機能には明確な違いがあります。

ですので、例えば店舗の場合には日記コラムだったり、ブログのようなお役立ちコンテンツはアプリではなく、Webサイトを利用したほうが良いかもしれません。この場合アプリにはお知らせページにリンクできるバナーやメニューを設置しWebサイトへリンクさせます。

その上で、アプリの活用はタイミングをいかしたキャンペーンやクーポンなど「集客」に集中する、というように役割を分けるというのがスタンダードな使用方法です。

ただし、「ほぼ日」さんのようにecというキャッシュポイントのベースにコンテンツビジネスを用いている場合には、アプリによってクーポンを配信するというよりも、利用頻度を上げるためにアプリ自体をメディアサイト化させ、まずはコンテンツへの集客を増大させるためにアプリを使うというのも手です。

アプリにはいろいろな使い方がありますので、興味を持っていただけましたら、ぜひ自社の販促戦略に合わせたアプリの使用方法を考えみてください。

こねこの本棚

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第一章 メタバースの衝撃
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長嶺俊也 デザインこねこ株式会社取締役/クリエイティブディレクター/LOBBY ODAWARA オーナー兼ディレクター/神奈川県商工会連合会小規模支援強化事業コーディネーター