【サステナブルな取り組みについて】

メールマガジン/バックナンバー

こんにちは!
デザインこねこの長嶺喜和です。

私は、母が運営する絵画教室アトリエ・コネコで、月に10日ほど絵画の講師をしています。未就学児、小学生が中心です。最近のアトリエでは、マスキングテープを使った、抽象画を描きました!マスキングテープで画用紙に直線的な模様を描き、中を絵の具で塗っていきます。その後マスキングテープを剥がし、模様を描いていきます。色遊びのような感覚ですので、絵が苦手な方にも、楽しく描いていただけると思います!

弊社で、分割払いができるようになりましたのでお知らせいたします。

【お支払い方法をお選びいただけるようになりました】
[ご一括・分割引落し・クレジットカード・QR決済 等]口座引き落としの分割でのお支払いが可能になりました。また、各種クレジットカードや、QR決済などにも対応いたします。ご希望の決済方法をお伝えください。

制作事例のご紹介

今回は、秦野市の建設会社「コラム建設株式会社」様が手がける、倉庫・工場建築「STYLE BASE」の LPとチラシをご紹介しました。

制作内容:LP、チラシ
こちらからご紹介ページをご覧ください

「STYLE BASE」はお客様の用途に合わせてセミオーダーできる、デザイン性に優れた倉庫・工場建築です。工場には、カフェのような食堂、ドレッサー付きの更衣室などがあり、工場のイメージを払拭するようなデザインです。

【一週間のAI / ITニュース】

1/10〜1/16までのAI / IT関連ニュースを一部、お知らせします。

1月10日
日経平均株価は10日、前日比678円54銭(2・01%)高い3万4441円72銭で取引を終えました。3万4千円台の回復は1990年3月以来、約33年10カ月ぶり。前日に続いてバブル後の最高値を塗り替え、2日間で1千円超もの上昇となったそうです。AI向け半導体で約8割の世界シェアを持つ米エヌビディアの株価は昨年1年間で3倍となっていて、日本でも、半導体関連銘柄が株高の主役となっています。

1月10日
スイスのシンクタンク、世界経済フォーラム(WEF)は、国際社会を取り巻くリスクを分析した2024年版の報告書を発表しました。短期的には「誤報と偽情報」、長期的には「異常気象」を最大のリスクに挙げました。

サステナブルな取り組みについて】

弊社で、ブランディングデザインを担当させていただいた、江之浦の絶景を望むリトリートホテル「凛門」(りもん)を運営する株式会社凛門様が、昨年、小田原箱根商工会議所の第2回気候変動アワードにて、大賞に選ばれました!

凛門様の事例紹介はこちらから

気候変動アワードは、気候変動の緩和や環境保全に関する取組に関して、顕著な功績のあった企業及び団体を表彰する事業です。
凛門様の取り組みは、こちらからご覧いただけます。

凛門様は、ゼロ・ウェイスト(無駄や浪費をなくして、ごみを出さないこと。)を目標にされていて、コンポストを使用し、自家菜園に使用したり、草のストローを使用し、使い終わったものは近隣農家さんに畑で利用していただいたりなど、サステナブルな取り組みをされています。
凛門様、おめでとうございます!

世界中で様々な、サステナブルな取り組みが行われています。
中でも、デザインやアートの取り組みを今回ご紹介したいと思います。
 

植物由来の素材の提案
https://weplus.jp/work/less-light-local/
デザイン事務所 WE+さんの作品です。
気候変動による影響で、食用にできなかった海苔は、焼却処分が増加しているそうです。食用としては使えない板海苔を使った、インスタレーション作品になっています。

WE+さんは他にも様々な素材を使った作品を発表していて、国内外のデザイン賞を多数受賞しています。

ガーナの廃棄物処理場のゴミで作った作品
https://magogallery.online/
(長坂真護さんのオンラインギャラリーです)

ガーナの廃棄物処理場で集めたゴミを使って作った、美術家・長坂真護さんの『藁の革命』という作品は2億円で売却されました。

長坂さんが廃棄物を使った作品を作るようになったきっかけは、2017年に「電子廃棄物の墓場」と言われる、ガーナ共和国のアグボグブロシーの電子機器廃棄物処理場を訪れたことだそうです。この電子機器廃棄物処理場には、先進国から毎年25万トンの電子機器廃棄物が持ち込まれ、たまった量は東京ドーム32個分になります。

そのときに、電子ゴミを燃やして残った金属を売り、1日12時間働いて500円の賃金で暮らしているスラム街の住人たちと出会いました。電子ゴミを燃やすと、有害物質が発生します。それを吸い込むことで、若くして病に蝕まれ、命を落とす人もいるという現実を見せつけられたそうです。しかも、幼い子どもたちも、電子ゴミの焼却を手伝っていました。

一介の絵描きにすぎない自分に、何ができるのか。と考え、辺り一面を覆う煙にせき込みながら、電子ゴミを使ってアート作品を作り、その売り上げを彼らに還元できないか、とひらめいたそうです。

その後、作品を作り、2018年3月に日本で展示を行なった際に、たった1日限定の展覧会で、計2500万円ほど作品が売れました。その売り上げでガスマスクを大量に買い、アグボグブロシーにもどり、作品を作り続けました。

現在では、長坂さんの収入は、作品の売り上げの5%と決めていて、残りはアグボグブロシーの環境、労働問題を解決するための事業に投資しているそうです。
 

いかがでしたでしょうか。

国連が15年9月に定めたSDGs(SustainableDevelopment Goals)の理念を、企業に取り入れたいと考えたときに、デザインやアートを介して取り入れる方法は、作品となることで可視化されるため、非常にわかりやすいのだと思います。

デザインの確認や修正のやりとりについて、今後LINEを主に使用していこうと思っております。
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長嶺 喜和|Nagamine Kiwa  facebook

デザインこねこ株式会社 代表取締役社長/クリエイティブディレクター/イラストレーター/デザイナー

1979年神奈川県小田原市生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科(一期生)にて、インスタレーションアートを学ぶ。在学中よりウェディングアルバム制作会社の仕事の受託をはじめる。もっと様々なデザインをお客様と直接やりとりをしながらつくりたいという思いから2009年に「デザインこねこ」を創業。小田原地下街「ハルネ小田原」開業プロモーション受注を期に2016年に法人化。その後も、小田原城のリニューアル「小田原城 平成の大改修」のPR全般などをはじめ、小田原市の自治会情報誌「小田原回覧板系フリーマガジン おとなりさん」の発行(自社事業、季刊7万部発行 *現在休刊中)など、小田原市を中心とした西湘エリアにて「地域密着のデザイン会社」として展開を続ける。画家である母の影響で幼少より絵に親しみ、現在は母の主宰するアトリエ・コネコで子どもたちへ向け絵画の講師も行っている。