まだまだ残暑が厳しいですが、ふいに虫の声が聞こえて、秋だな、としみじみ思います。秋は気候が過ごしやすく、一番好きな季節です。(春もいいのですが、私は花粉症がひどく…)
読書の秋、スポーツの秋、行楽の秋、食欲の秋、など、〇〇の秋という言葉をよく耳にしますが、私は子どもの頃から本が好きで、「読書の秋」がしっくりときます。
灯火(とうか)親(した)しむべし
唐の時代、詩人 韓愈(かんゆ)が詠んだ詩です。「涼しく夜の長い秋は、灯火の下での読書に適している。」という意味で、「読書の秋」の由来とされているそうです。
(写真は、先日手作りした、十五夜風のお団子とスイートポテトです。やっぱり食欲の秋かも?)
【執筆AIを試してみる】
先日、画像生成AI「Midjourney」についてご紹介しましたが、今回は、約6秒で、複数のキーワードからメール文やニュース記事を作成できるAIを紹介いたします。
文章執筆AI「ELYZA Pencil」
好きなキーワードを2~8個まで登録でき、そのキーワードからAIが自動で文章を生成するというサービスです。開発したのは、東京大学の松尾研究室発、AIスタートアップのELYZA。自然言語処理技術(NLP)の領域において、研究開発に取り組んできた同社では、キーワードから約6秒で日本語の文章を生成できる大規模言語AIを開発したとのことです。
このモデルを活用したサービスとして「ELYZA Pencil」を現在公開しており、フリートライアルで試すことができます。
ビジネスで使用するメールもできるのでしょうか? 試してみました!
デザインこねこの新商品として、自社オリジナルキャラクター「こねこマン」グッズ販売スタートのお知らせの、ビジネスメールを制作してみたいと思います!
使用するキーワード
1.デザインこねこ株式会社の新商品
2.オリジナルキャラクター
3.こねこマン
4.グッズ販売
5.第一弾
6.Tシャツ
7.オンラインショップ
8.大特価
どのような文章が出来上がるでしょうか?
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件名:オリジナルキャラクターグッズ販売のお知らせ
お客様各位
平素より大変お世話になっております。
こねこマンです。
さて、弊社ではお客様のご要望を反映した新商品の開発を行ってまいりましたが、
ようやく完成しご披露できる運びとなりました。
つきましては、常日頃より弊社をご愛顧いただいている皆様に感謝の意を込めまして、特別大特価にてご提供いたします。
今回の新商品は、人気ナンバーワンのキャラクター「こねこマン」のオリジナルグッズ第二弾です。第一弾同様、かわいいデザインと機能性の高さが自慢の商品です。
オンラインショップでは24日から、店頭では26日から販売いたします。なお、商品に関するご質問やご購入のご相談は、弊社デザインこねこ株式会社…(トライアルですので途中までのようです)
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いかがですか?なかなかいいですよね??
「こねこマン」からのメールになってしまっているところが、くすり、としました。
もう一つ試したいと思います。
次は、シルバーウィークにお休みをいただくという内容にしてみます。
使用するキーワード
1.休業
2.シルバーウィーク
3.返信
4.9月26日以降
5.ご迷惑
6.オンラインショップ
7.通常営業
どのような文章が出来上がるでしょうか?
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件名:シルバーウィーク休業日のご返信
小宮山様
いつもお世話になっております。ELYZAの小宮山です。
休業期間中のご注文・お問い合わせへのご返信は、9月26日以降となります。
休業期間中はご不便をおかけいたしますが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
オンラインショップは通常営業しております。
どうぞご利用ください。
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いい感じです。
そのままは使えませんが、アレンジすれば十分時間短縮になりそうですよね。
このサービスは、リリース後の11日間で11万人が利用し、デモサイトPV数は45万PVとなったそうです。
今回は、メールの文章を作ってみましたが、文章のタイプは
「ニュース記事」
「ビジネス用のメール文」
「職務経歴書」
の3つから選ぶことが可能です。
今回公開されたのはデモサイトという位置付けで、無料で使えますので、ご興味がある方はお試しください。
長嶺 喜和|Nagamine Kiwa facebook
デザインこねこ株式会社 代表取締役社長/クリエイティブディレクター/イラストレーター/デザイナー
1979年神奈川県小田原市生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科(一期生)にて、インスタレーションアートを学ぶ。在学中よりウェディングアルバム制作会社の仕事の受託をはじめる。もっと様々なデザインをお客様と直接やりとりをしながらつくりたいという思いから2009年に「デザインこねこ」を創業。小田原地下街「ハルネ小田原」開業プロモーション受注を期に2016年に法人化。その後も、小田原城のリニューアル「小田原城 平成の大改修」のPR全般などをはじめ、小田原市の自治会情報誌「小田原回覧板系フリーマガジン おとなりさん」の発行(自社事業、季刊7万部発行 *現在休刊中)など、小田原市を中心とした西湘エリアにて「地域密着のデザイン会社」として展開を続ける。画家である母の影響で幼少より絵に親しみ、現在は母の主宰するアトリエ・コネコで子どもたちへ向け絵画の講師も行っている。