【Chat PDF でPDFの内容を質問してみる】

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こんにちは!
デザインこねこの長嶺喜和です。
母と私が講師をしています、絵画教室アトリエ・コネコのおとなクラス作品展が、2023年5月10〜15日にお堀端画廊さんにて開催することになりました。おとなクラスは、高校生以上の生徒さんで、今回は10名が出展します。
入場無料ですので、お近くにお出かけの際には、ぜひ、お気軽にお寄りください!

(DMは母の絵を使って私がデザインをしました。)

【ChatPDFでPDFの内容を質問してみる。】

最近ChatGPTについて、朝の情報番組などでも、取り上げられていますね。先週も、AI関係のニュースがたくさんありました。一部をご紹介します。

4月11日
三菱UFJ FG、三井住友FG、みずほFGが対話 AIを導入し、社内の書類作成や照会対応などで活用するそうです。

4月13日
アマゾンが生成AI参入
文章の要約・画像、映像生成・デザイン生成などがメイン用途のようです。Microsoft、Googleに対抗する形で、競争が激化しそうです。

4月14日
AutoGPTを使ったサービスGotmodehttps://godmode.space)が登場。日本語でも操作可能です。人間がするのは承認するだけです。

1.日本語でしたいことを送る
2.具体的なステップ案を提示される
3.選んでOKを押す(編集も可)
4.戦略、理由、コードを提示するので承認
5.その繰り返しでゴールへ到達

4月15日
イーロン・マスク氏が、OpenAIと競合するX.AIという企業を、ネバダ州で3月に設立したと報道がありました。ネバダ州は、法人所得税がなく企業設立に有利な州だそうです。

Chat GPTを使ったサービスで、とても便利だと思ったものがありましたので、ご紹介します。

ChatPDFとは
ChatGPTを利用したサービスで、PDFファイルをアップロードすると、そのPDFファイルに記載されている内容を読み込み、そのPDFに関する質問に答える 、AIチャットボットを自動で制作してくれる、というものです。

このチャットボットは、質問に合わせて言語を切り替るので、日本語で質問をすれば日本語で返答してくれます。


実際に試してみました!
今回は、こちらの事業再構築補助金のPDFを読み込んでみました。

手順1
ChatPDF https://www.chatpdf.com/ にアクセスします。

手順2
PDFファイルをアップロードします。
(ページ数が多い場合は無料ではできない場合があります)

手順3
アップロードするとすぐに画面が切り替わりました。


PDFファイルへようこそ!このファイルは、中小企業等がポストコロナ・ウィズコロナ時代の経済社会の変化に対応するための事業再構築を支援するためのものです。以下は、補助金の対象や補助額などの詳細が記載されています。是非ご活用ください! 

・この補助金は、どのような企業が対象になっていますか?
・グリーン成長枠とスタンダード枠の違いは何ですか?
・補助金を受け取るためには、どのような要件を満たす必要がありますか?

手順4
概要がまとめられ、おすすめの質問が3つ出てきましたので、一つ選んでみます。 
(文章の頭にある水色の紙飛行機をクリック)

・この補助金は、どのような企業が対象になっていますか?
答えが下記のように返ってきました。

—この補助金の対象は、中小企業等で、事業計画について認定経営革新等支援機関や金融機関の確認を受けた上で、付加価値額の年率平均3~5%以上増加、または従業員一人当たり付加価値額の年率平均3~5%以上増加を達成することが必要です。また、グリーン成長枠やスタンダード枠など、申請する枠によって異なる要件があります。詳細はPDFファイルの1ページ目をご確認ください。—

手順5
自由に質問もできるようなのでしてみたいと思います。
—デザイン制作会社も対象でしょうか?

答えが返ってきました。

PDFファイルには、具体的な業種の対象については記載されていません。ただし、中小企業等であれば、事業計画について認定経営革新等支援機関や金融機関の確認を受けた上で、付加価値額の年率平均3~5%以上増加、または従業員一人当たり付加価値額の年率平均3~5%以上増加を達成することが必要です。詳細はPDFファイルの1ページ目をご確認ください。

いかがでしたでしょうか?

難しい説明文のPDFはこのChatPDFに入れてみると、質問したいことが探さずにすぐ出てくるので、とても便利なのでは?と思いました。

取扱説明書なども、良さそうですよね!
ページ数にもよりますが、無料でもできる範囲がありますので、ぜひお試しください!

長嶺 喜和|Nagamine Kiwa  facebook

デザインこねこ株式会社 代表取締役社長/クリエイティブディレクター/イラストレーター/デザイナー

1979年神奈川県小田原市生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科(一期生)にて、インスタレーションアートを学ぶ。在学中よりウェディングアルバム制作会社の仕事の受託をはじめる。もっと様々なデザインをお客様と直接やりとりをしながらつくりたいという思いから2009年に「デザインこねこ」を創業。小田原地下街「ハルネ小田原」開業プロモーション受注を期に2016年に法人化。その後も、小田原城のリニューアル「小田原城 平成の大改修」のPR全般などをはじめ、小田原市の自治会情報誌「小田原回覧板系フリーマガジン おとなりさん」の発行(自社事業、季刊7万部発行 *現在休刊中)など、小田原市を中心とした西湘エリアにて「地域密着のデザイン会社」として展開を続ける。画家である母の影響で幼少より絵に親しみ、現在は母の主宰するアトリエ・コネコで子どもたちへ向け絵画の講師も行っている。