【日経トレンディ「2023年ヒット商品」ベスト30!】

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こんにちは!
デザインこねこの長嶺喜和です。

市民農園で先日、自然薯を掘ってきました。数センチの小さくて細い根っこ(種芋)から、こんなに大きく育ちました。イメージしていた細長ではなく、骨つき肉のような形で、びっくり!その日のうちにいただきましたが、とても美味しかったです!

【一週間のAI / ITニュース】

11/1〜11/7までのAI / IT関連ニュースを一部、お知らせします。

11月1日
ロンドンでAIのリスクを議論する「AI安全サミット」が始まり、日本を含む28カ国と欧州連合(EU)が合意の上で「ブレッチリー宣言」を発表しました。宣言ではAIについて、「安全で人間中心で、信頼でき、責任ある方法によって設計、開発、配備、使用されるべきだ」と指摘。半年後に韓国、1年後にフランスで、同様のサミットを開く計画があるそうです。

11月7日
ソフトバンクと、子会社のIDCフロンティアは、経済産業省が一部の費用を支援する、令和5年度「データセンター地方拠点整備事業費補助金」の公募において、両社が整備事業者としての採択を受け、北海道苫小牧市に大規模な計算基盤などを整備したデータセンターを建設することを発表しました。

日経トレンディ「2023年ヒット商品」ベスト30!】

今年も、日経トレンディ「2023年ヒット商品」ベスト30が発表となりましたので、ご紹介したいと思います!

「2023年ヒット商品ベスト30」のランキング選考基準
2022年10月から23年9月の間に発表・発売された商品・サービスなどを対象。期間前に発表・発売された商品でも、期間内に著しくヒットしたものは対象となります。昨年既にヒットしていた商品は、原則として対象外です。

以下の3項目に沿って総合的に判定

【売れ行き】
売り上げやシェアをどれだけ拡大したか。どれだけ人を集めたか。売れ行きはどれくらい継続する余地があるか。

【新規性】
これまでにない画期的な技術、着眼点、売り方の工夫があったか。

【影響力】
他社の追随を呼んだか、あるいは従来にない市場を形成したか。生活スタイルや社会の常識を変えて、世の中に影響を与えたか。

まずは1位から10位です!

【1位】ChatGPT
難解だったAIが誰でも使える存在に。検索エンジンやチャットボットが軒並み賢くなり、労働価値換算では25兆円との試算も。

【2位】chocoZAP
圧倒的な安さと外履きOKなどの気軽さで、ジムに行くハードルを極限まで下げた。1年2カ月で1000店舗、会員数約84万人に到達。

【3位】THE FIRST SLAM DUNK
名作スポーツ漫画を3DCGで描き、実際の試合さながらの臨場感に“観客”が熱狂。23年トップの興行収入157億円を達成。

【4位】ゼルダの伝説
ヒットした前作にアイテムづくりなどの新要素を加え、23年6月末までに国内326万本を販売。初速はシリーズ最高記録を樹立した。

【5位】ビオレUV 瞬感ミストUV
塗り直ししやすいスプレータイプの日焼け止めが、記録的な猛暑を追い風に快進撃。累計出荷数は660万本を超えた。

【6位】北海道ボールパークFビレッジ
人口5万人台の地方都市に作った最新ボールパークが300万人以上を集客。グルメなどを充実させ、野球ファン以外も呼び込んだ。

【7位】こだわり酒場のタコハイ
“老舗プレーンサワー”が、「味の想像がつかない」というミステリアスな打ち出しで話題に。年間500万ケースの勢いで売れている。

【8位】レノア クエン酸in超消臭
洗剤でも柔軟剤でも漂白剤でもない第4の洗濯アイテム「すすぎ消臭剤」が新市場の開拓に成功。8週間で400万本を出荷した。

【9位】パキット
乾燥パスタのおいしさを手軽に味わえる袋入りパスタソースが2カ月で100万食超。洗い物を減らしたい、ずぼらな人の支持も得た。

【10位】WBC 2023
経済効果は2009年大会を超え654億円。大谷翔平が国民的スターに進化し、CM出演した化粧品や時計が相次いで売れた。

1位はやっぱりChatGPTでした!連日の報道、すごかったですよね。

2位のチョコザップも、話題ですよね。小田原近辺ですと、城山と、開成駅近くにあります。

ここからは、11位〜30位です!

【11位】生コッペパン
ファミリマートのコッペパン

【12位】【推しの子】
オープニング主題歌「アイドル」は最速で4億回再生を達成

【13位】「ハリー・ポッター」再ブーム
劇中のセットを作り上げた施設に往年のファンが参集

【14位】メンズ日傘
美容意識が高くない一般男性も日傘を買い求める新潮流

【15位】ラムダッシュ パームイン
持ち手を排した特徴的なデザインの電動シェーバー

【16位】Pokemon Sleep
睡眠計にゲーム性を加えた画期的な設計

【17位】SBIラップ
運用をAIに任せるロボアドバイザー投資

【18位】Tamagotchi Uni
たまごっち×Wi-Fi、“メタバース”上で交流機能

【19位】ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
フルCG映画で大活躍

【20位】ジブリパーク
ジブリの世界観を愛知万博の跡地に再現

【21位】ぼんご系おにぎり
東京の「おにぎりぼんご」のふっくら系おにぎりはコンビニにも波及

【22位】水グミ
シリーズ透明なグミが「見た目が斬新」と話題

【23位】サントリー生ビール
酒税法改正の前に一足早く“値引き”した新ビール

【24位】たべっ子どうぶつ
イベントなどで大人気

【25位】ふりかけるザクザクわかめ
ざくざく食感と中毒性の高い味を備えて、ふりかけ市場で鮮烈デビュー

【26位】阪神タイガースの「アレ」
18年ぶりの優勝は経済効果969億円

【27位】パーソナル食洗機 SOLOTA
「洗える食器棚」として提案

【28位】ROG Ally & Steam Deck
携帯ゲーム機風の超小型ノートPCが異例のヒット

【29位】Lemon8 
メークなどノウハウ系投稿に特化した写真・動画共有SNS

【30位】アンスペクトコーワ SARS-CoV-2(一般用)
薬局でも扱うようになった唾液だけで診断できる抗原検査キット

ハリーポッターや、たべっ子どうぶつ、たまごっちなど、以前流行していたものが、リニューアルされて再度ブームになる傾向を感じました。

28位のROG Ally & Steam Deckは、私は知らなかったのですが、ゲーム機に慣れている層にとっては、使いやすい操作性なのでしょうか?機器が選べる、と言った点では、多様性に対応していて、面白い商品だなと思いました。

いかがでしたでしょうか?

毎年発表される、日経トレンディのヒット商品ランキングですが、様々な種類のトレンドを知ることができ、楽しみにしています。

昨年は以下のようなランキングでした。

2022年

【1位】Yakult 1000/Y1000

【2位】ちいかわ

【3位】PCM冷却ネックリング

【4位】トップガン マーベリック

【5位】完全メシ

ちいかわ、ネックリングは今年もまだ人気がありますよね。

来年はどのようなランキングになるのでしょうか?
また発表されましたら、ご紹介させていただきます!


 

長嶺 喜和|Nagamine Kiwa  facebook

デザインこねこ株式会社 代表取締役社長/クリエイティブディレクター/イラストレーター/デザイナー

1979年神奈川県小田原市生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科(一期生)にて、インスタレーションアートを学ぶ。在学中よりウェディングアルバム制作会社の仕事の受託をはじめる。もっと様々なデザインをお客様と直接やりとりをしながらつくりたいという思いから2009年に「デザインこねこ」を創業。小田原地下街「ハルネ小田原」開業プロモーション受注を期に2016年に法人化。その後も、小田原城のリニューアル「小田原城 平成の大改修」のPR全般などをはじめ、小田原市の自治会情報誌「小田原回覧板系フリーマガジン おとなりさん」の発行(自社事業、季刊7万部発行 *現在休刊中)など、小田原市を中心とした西湘エリアにて「地域密着のデザイン会社」として展開を続ける。画家である母の影響で幼少より絵に親しみ、現在は母の主宰するアトリエ・コネコで子どもたちへ向け絵画の講師も行っている。