【アップサイクルとダウンサイクル】

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こんにちは!
デザインこねこの長嶺喜和です。

毎日暑いですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
小田原は、梅雨明けしたかのような、真夏の暑さで、ウォーキングはすこしお休みしています。

先週の土曜日に、平塚七夕まつりに家族で行ってきました。たくさんの人出でした!従来の出店はコロナ以降なくなり、通り沿いの飲食店さんの出店が出ている感じでした。

息子は初めての七夕祭りで、大きなお飾りが楽しかったようで、スマホで写真をたくさん撮っていました。

一週間のITニュース】

7/5〜7/11までのIT関連ニュースを一部、お知らせします。

7月5日
米OpenAIは近い将来登場すると予測される、人間よりもはるかに賢いAI「Superintelligence」(超知能)の制御を目指し、新チーム「Superalignment」を立ち上げたと発表しました。

7月10日
アメリカの企業メタの短文投稿サービス「Threads(スレッズ)」公開から5日で利用者が1億人を超えました。ツイッター超えも視野に。企業アカウントの開設も相次いでいます。

7月10日
リコーはExcelファイルをアップロードするだけで、企業固有のワードを学習したAIモデルを簡単に作成できるノーコード開発ツールを開発し、無料トライアル提供を始めました。

【アップサイクルとダウンサイクル】

先日テレビで、フランスの人の暮らしを紹介していました。スーパーに行くと、野菜はプラケースやビニール袋には入っておらず、むき出しに並んでいました。

日本の場合は、むき出しの野菜を薄いビニール袋に入れてカゴに入れますが、そのフランス人の方は、家から持っていきていた紙袋を再利用していました。紙袋、結構溜まってしまうので、いいアイデアだなと思いました。

アップサイクル、ダウンサイクル、という言葉を最近よく聞きます。

アップサイクルとは、
廃棄物や不要品に新しい価値をプラスして、価値を高めることです。

ダウンサイクルとは、元々よりかは価値を下げて、資源を再利用することです。

我が家のダウンサイクルは、小さくなった服や、痛んでしまった靴下などをハサミで切って、ウエスにしています。お皿洗いをした後に、ウエスで水気を取り、そのままコンロやタイルの部分も拭いてしまい、最後はぽいっと捨てられるのでとても便利です。

他にも、生活に役立つ、アップサイクルダウンサイクルを調べてみましたので紹介します!

アップサイクルの例

・漬物
ブロッコリーの芯や、大根やかぶの皮や葉の部分は、漬物にすると美味しいです。

・洋服の染め直し
色落ちしてしまったり、シミがついてしまい、着られなくなった服は、染め直すと、また着られます。今までと違った印象になり、新しい服を買ったような新鮮さがあります。

・金継ぎ
欠けてしまったり、割れてしまった食器を金継ぎすると、割れた後が金色の美しいラインになることで、新たな味わいのある食器に生まれ変わります。

・メモ帳
紙が余った時に、同じ大きさに切り揃え、揃えた上部を木工用ボンドで接着します。乾いたら一番後ろに、同じ大きさに切った厚紙を接着し、ラッピングペーパーや折り紙を裏側から貼り付け、くるりと表側にもってきて表紙にしたら完成です。

ダウンサイクル

・使わなくなったオイル
ペパーミントオイルは、洗濯の時に洗剤と一緒に入れると、防虫効果があります。ペパーミントオイル、レモンオイルは、拭き掃除の時に一滴垂らすと爽やかな香りで癒されます。車のシートなどにも一滴垂らすのもオススメです。

・壊れてしまった椅子
座れなくなってしまった椅子は、上に植物を置いたりして、インテリアとして活用できます。

・子供服
小さくなった子供服は、ぬいぐるみの服などにすると、子どもにとっては、「おふる」をあげているような感覚になります。

・台所のスポンジ
古くなったスポンジは、3cm角くらいに切って、シンクの掃除などに使います。そのまま捨てられるので、汚れているところの掃除にピッタリです。

いかがでしたでしょうか?
今回、家庭でもできる、アップサイクルダウンサイクルをご紹介しました。

リサイクルは3Rの中に含まれています。3Rの進化版として、5Rについては以下の通りです。
 

Refuse(リフューズ) 断る:ごみになるものを断ること

Reduce(リデュース) 発生抑制:ごみを発生させないこと

Reuse(リユース) 再使用:ものを繰り返し使うこと

Repair(リペア) 修理:ものを修理して使うこと

Recycle(リサイクル) 再生利用:資源として再生利用すること

SDGsの関連が深いゴールは以下の3つです。

12 つくる責任 つかう責任

13 気候変動に具体的な対策を

14 海の豊かさを守ろう

ごみを減らすことと、資源を有効に利用することは、環境への負荷が少ない「循環型社会」の実現につながるそうです。日本人にはもともと「MOTTAINAI」精神がありますので、楽しんで行動できると思いました!


 

長嶺 喜和|Nagamine Kiwa  facebook

デザインこねこ株式会社 代表取締役社長/クリエイティブディレクター/イラストレーター/デザイナー

1979年神奈川県小田原市生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科(一期生)にて、インスタレーションアートを学ぶ。在学中よりウェディングアルバム制作会社の仕事の受託をはじめる。もっと様々なデザインをお客様と直接やりとりをしながらつくりたいという思いから2009年に「デザインこねこ」を創業。小田原地下街「ハルネ小田原」開業プロモーション受注を期に2016年に法人化。その後も、小田原城のリニューアル「小田原城 平成の大改修」のPR全般などをはじめ、小田原市の自治会情報誌「小田原回覧板系フリーマガジン おとなりさん」の発行(自社事業、季刊7万部発行 *現在休刊中)など、小田原市を中心とした西湘エリアにて「地域密着のデザイン会社」として展開を続ける。画家である母の影響で幼少より絵に親しみ、現在は母の主宰するアトリエ・コネコで子どもたちへ向け絵画の講師も行っている。