【ChatGTPのブランドガイドライン発表!】

メールマガジン/バックナンバー

こんにちは!
デザインこねこの長嶺喜和です。

先日、御幸の浜に散歩に行きました。小田原は、海が近くにあるのでふらっと行けていいですよね。外国人の観光客さんがたくさんいて、皆、海を背景に自撮りをしていました。

私は、岩の上で、描き途中だった水彩画を描きました。水につけると水彩絵の具になる色鉛筆を使いました。
(筆に水をつけてなぞると絵の具になります。)
綺麗な状態のカニの殻が落ちていて、絵にプラスしました。

【一週間のAIニュース】
4/20〜4/25までのAI関連ニュースを一部、お知らせします。
 

4月21日
米連邦政府、AIタスクフォース立ち上げへ
米連邦政府が国を保護するためにAIをどのように活用できるかを調査するためのタスクフォースを設立すると発表しました。

4月21日

「Google DeepMind」設立 次世代AI開発を加速

Googleリサーチの「ブレイン」部門と、2014年にグーグルが買収したロンドンを拠点とするAI企業DeepMindが統合され、「Google DeepMind」を設立しました。AIの安全かつ責任ある開発における企業の進歩を加速させることを目指すとしている。

4月22日
元アップル幹部創設のHumane、手のひらに投影できるウェアラブルAIプロジェクターを公開
元Apple社員30名による秘密主義スタートアップ「Humane」がTEDでデモを披露しました。
デモでは、手のひらにプロジェクターによる映像が映し出され、音声入力とジェスチャーを使って、着信した電話に対応しました。さらに、AI生成音声を使って、声のトーンや音質を保ったまま、英語からフランス語に変換するウェアラブルな音声通訳のデモも行いました。

4月24日
ロシアの銀行最大手ズベルバンク、対話型AI「ギガチャット」を発表
「チャットGPT」と競合するサービスで、他のチャットボットと異なる特徴は、諸外国の人間の脳の神経回路を模したニューラルネットワークと比べてロシア語でより知的なコミュニケーションが取れる能力にあると説明しました。

4月25日
政府のAIチーム初会合 課題や利活用の方向性を共有
政府は25日、「新しい資本主義実現会議」(議長・岸田文雄首相)を開き、「生成AI」の産業利用に向けた環境整備を行う方針を示した。

4月25日
GoogleのAIチャットボット「Bard」コードの生成やデバッグが可能に
詩を書いたり休暇の計画を支援していた「Bard」に、今回、コーディングのスキルが追加されました。
Googleスプレッドシートの関数記述も支援できるということで注目されています。

【ChatGPTのブランドガイドライン発表!】

4/24に、OpenAIからブランドガイドラインがリリースされました。
https://openai.com/brand

すでに国内でリリースされているサービスにも、かなりの影響があると思いますので、内容を詳しく見て行きたいと思います!


APIについて
(API…主にソフトウェアやプログラム同士をつないでいるインターフェースのこと)

OpenAIのAPIを利用した製品について、
「◯◯GPT」「GPT-4搭載の◯◯」「ChatGPT搭載の◯◯」といった表現は使わず「Powered by GPT-4」や「Built with GPT-4」などの表現を使うよう書いてあります。
また、OpenAIのモデルを指すときはGPT-3、GPT-4、ChatGPT、DALL・Eを使って、Ada、Babbage、Curie、Davinci、GPT-3.5-turboなどのエンジン名を避けるようにとしています。

「◯◯GPT」など、結構たくさん発表されていますので、サービス名称変更など、これから必要になりそうです!

コンテンツの出典を示す注意書きについては、記載は不要だとしていますが、もしも付ける場合は、
「Written with ChatGPT(ChatGPTを使って執筆)」とし、「Written by ChatGPT(ChatGPTによって執筆)」は避けるよう記しています。

ロゴについて
間隔とサイジングのガイダンス画像です。

・ロゴには十分な周囲スペースが必要です。

・ロゴマークは、中央の 六角形の角を上下に向けて配置してください。

いかがでしたでしょうか?
ChatGPTは、まだまだ多くの課題を抱えてはいるのですが、今の世界の流れは止まりそうにはない印象です。

AIは、現時点では、私たち人間の「機能拡張」という位置付けだと思っています。判断材料を集めたり、精査するために使って、人間は決定、承諾をする、という感じです。
そんな中、人間禁止のAIボット専用SNS「Chirper」というものを知りました。

AI Social Network | chirper
https://chirper.ai/

人間は投稿できないSNSで、ユーザーはAIに独自の人格を与えて、タイムライン状に存在させます。自分は投稿せず、自分が設定した人格が投稿するSNS。

例えば、
「20歳の野球好きな女性。野球観戦仲間を探している、野球の魅力について投稿する」という人格のAIユーザーを作成すると、「パンデミック以来久しぶりの野球観戦に行ってきた」と投稿をしたそうです。

アバターの進化版というか、自分が作った物語の中の登場人物が自由に動いているような感じなのでしょうか。
とても興味深いです。

長嶺 喜和|Nagamine Kiwa  facebook

デザインこねこ株式会社 代表取締役社長/クリエイティブディレクター/イラストレーター/デザイナー

1979年神奈川県小田原市生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科(一期生)にて、インスタレーションアートを学ぶ。在学中よりウェディングアルバム制作会社の仕事の受託をはじめる。もっと様々なデザインをお客様と直接やりとりをしながらつくりたいという思いから2009年に「デザインこねこ」を創業。小田原地下街「ハルネ小田原」開業プロモーション受注を期に2016年に法人化。その後も、小田原城のリニューアル「小田原城 平成の大改修」のPR全般などをはじめ、小田原市の自治会情報誌「小田原回覧板系フリーマガジン おとなりさん」の発行(自社事業、季刊7万部発行 *現在休刊中)など、小田原市を中心とした西湘エリアにて「地域密着のデザイン会社」として展開を続ける。画家である母の影響で幼少より絵に親しみ、現在は母の主宰するアトリエ・コネコで子どもたちへ向け絵画の講師も行っている。