【日本のアート事情】

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こんにちは! デザインこねこの長嶺喜和です。

桜の季節ももう終わりですね。新しい年度も頑張っていきたいです!

(写真は生徒さんからいただいた、春キャベツをモチーフにして描きました。)

3月に社名変更をしましたので、お知らせいたします。
デザインこねこ株式会社は、令和5年3月21日付けで社名変更し、株式会社ディゴンとなりました。

「デザインこねこ」の名前は残し、デザイン制作業務は「デザインこねこ」の名前で、やっていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。


旧社名:デザインこねこ株式会社
新社名:株式会社ディゴン

旧本店所在地:神奈川県小田原市荻窪288-19
新本店住所:神奈川県小田原市本町1丁目10-1

【日本のアート事情】

最近、Z世代の定番スポットとして、美術館が注目されています。少し固いイメージがあった美術館ですが、最近はデジタルアートの展示や、インスタレーションなど、現代美術の体感できる作品も増えており、楽しめるスポットとして人気だそうです。観る、というよりは、感じる(体感する)という楽しみ方ですね。

SNS映えする、といった理由もあるそうです。美術館の雰囲気を大切にした併設されている「美術館カフェ」もトレンドだそうです。

アートの購入について

日本人はアートを購入する習慣がないと言われていますが、コロナ禍を経て、日本人もアートを購入することが、徐々に増えてきているそうです。

文化庁の「日本のアート産業に関する市場調査2021」によると、世界の市場規模と比較したときの、日本の市場規模はわずか3.7%でしたが、2019年の3.2%からは上昇をしています。日本のアートマーケット自体は小さな規模ですが、徐々に増えてはいます

日本の購入者の購入目的としては、「居住空間に飾る」「気に入って衝動的に購入」が多く、日本人の多くは美術品を純粋に楽しむために購入していることがわかったそうです。

「コレクションする」「投資・運用」といった理由は少なく、純粋に家に飾るために購入している人がほとんどみたいです。アートがある暮らし、が人気なんですね。

法人でアートを購入することも、減価償却の対象にもなりますので、節税にもなりますよね。アートを購入し、会社やクリニックなどに飾ると、お客様にも見ていただいて、いいサービスになると思います。

絵を借りることもできます

アートのサブスクもあります。Cashie(かしえ)さんというサービスでは、月額2,200円から利用でき、気に入れば購入もできるそうです。キャッチコピーに「作品をレンタルして、アーティストをサポート。」と書いてあり、サポートしたい、という気持ちも、利用者さんにはあるのかな、と思いました。

いかがでしたでしょうか。

ビジネスの用語としても、デザイン思考や、アート思考という言葉をよく見ます。

デザイン思考=課題解決

アート思考=問題提起

と分けられるのをよく見ます。

デザイン思考は、顧客や第三者に向けて、どのようにわかりやすく、アウトプットするか、という、他者の視点で考えるのが大切です。

アート思考は、自分が何を問題と思っているか、自分が好きなものは何か、という、自分の軸が大切となります。

長嶺 喜和|Nagamine Kiwa  facebook

デザインこねこ株式会社 代表取締役社長/クリエイティブディレクター/イラストレーター/デザイナー

1979年神奈川県小田原市生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科(一期生)にて、インスタレーションアートを学ぶ。在学中よりウェディングアルバム制作会社の仕事の受託をはじめる。もっと様々なデザインをお客様と直接やりとりをしながらつくりたいという思いから2009年に「デザインこねこ」を創業。小田原地下街「ハルネ小田原」開業プロモーション受注を期に2016年に法人化。その後も、小田原城のリニューアル「小田原城 平成の大改修」のPR全般などをはじめ、小田原市の自治会情報誌「小田原回覧板系フリーマガジン おとなりさん」の発行(自社事業、季刊7万部発行 *現在休刊中)など、小田原市を中心とした西湘エリアにて「地域密着のデザイン会社」として展開を続ける。画家である母の影響で幼少より絵に親しみ、現在は母の主宰するアトリエ・コネコで子どもたちへ向け絵画の講師も行っている。