【心に響いたスピーチ】

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こんにちは!デザインこねこの長嶺喜和です。

本日11/23は、勤労感謝の日ですね。皆さまいつも、お疲れ様です!
12月も引き続き、体調に気をつけて、無理せず頑張りたいです!

私の母が運営する、絵画教室アトリエ・コネコでは、12月21日〜25日、小田原三の丸ホールにて、こどもクラスの作品展を行います。絵画や紙粘土の作品、墨を使った鳥獣戯画の模写など、500点以上の作品を展示いたします。入場無料ですので、お近くにお越しの際は、是非お寄りください!

【心に響いたスピーチ】

先日、「国際子ども平和賞」の受賞式が行われ、日本人の高校生の、川﨑レナさんが受賞をしました。

国際的NGO(非政府組織)の日本支部を立ち上げ、若者の政治や社会への参加を促進した活動が評価され、今回の受賞に至ったそうです。

「国際子ども平和賞」は、オランダの人権団体「キッズライツ財団」が主催していて、毎年、子どもの権利向上に貢献した個人に贈られています。

過去にはノーベル平和賞受賞者、マララ・ユスフザイさんや、スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥンベリさんも受賞していて、日本人の受賞は初めてだそうです。

川崎さんは授賞式で

「この賞は日本の若者にとって重要な意味があることです。なぜなら、世界という舞台で私たち日本人の若者の声が重要視されていることを示してくれました。一人ひとりの声が聞かれ、その価値が認められるまで挑戦し戦い続ける大きな力を私に与えてくれます。」

とコメントしました。

川﨑さんの受賞スピーチをご紹介します。

https://designkoneko.us9.list-manage.com/track/click?u=555726de55c24cab56f3bfa24&id=5f603df431&e=449e555468

キッズライツYouTubeより、川﨑レナさんのスピーチです。途中から日本語でのスピーチですので、是非ご覧ください。

川﨑レナさんは、株式会社ユーグレナの2代目CFO(Chief Future Officer:最高未来責任者)を務めていたことでも有名です。(現在は3代目が活躍中です)

株式会社ユーグレナは、代表取締役の出雲充さんが、大学一年生の時にバングラディッシュを訪れた時に、目の当たりにした栄養問題を解決したい、という思いで起業した会社で、微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)をはじめとするバイオテクノロジーの力で、ヘルス・ビューティーケア事業、バイオ燃料などのエネルギー・環境事業、遺伝子・健康検査のサービス、子どもの健康改善などの事業をしています。

近年の社会環境の速いスピードの変化に対応するために、「Sustainability First」に辿りついたそうです。それは、特定の問題解決だけではなく、「自分たちの幸せが誰かの幸せと共存し続ける方法」をゴールとして設定しています。

「Sustainability」「持続可能性」

将来にわたって、現在の社会の機能を継続していくことができる、システムやプロセスのこと。

ずっと言われていた気候変動などの環境問題や、新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)の発生によって、今は、誰もが当事者として、危機を感じている時代だと思います。

そして、環境問題については、当事者であると同時に、加害者でもあるということもあり、私たちのライフスタイルの見直しや企業のあり方について、それぞれができることを考え、実行をしている最中です。

それを加速するのが、今回受賞された、川﨑レナさんと同じ、Z世代と言われる世代で、現在10代から20代前半のため、これから社会に出てくる層となります。

日本において、社会問題への関心が強いミレニアル世代、Z世代が、労働人口の半分を占めるようになり、戦後から今まで続いていた、資本主義社会の世界は、2025年に終わりを迎えるのでは?と言われています。

川﨑さんの、日本のおとなを鼓舞してくれるスピーチは、私の心に響きました。

皆さんも是非、見ていただけたらと思います!

長嶺 喜和|Nagamine Kiwa  facebook

デザインこねこ株式会社 代表取締役社長/クリエイティブディレクター/イラストレーター/デザイナー

1979年神奈川県小田原市生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科(一期生)にて、インスタレーションアートを学ぶ。在学中よりウェディングアルバム制作会社の仕事の受託をはじめる。もっと様々なデザインをお客様と直接やりとりをしながらつくりたいという思いから2009年に「デザインこねこ」を創業。小田原地下街「ハルネ小田原」開業プロモーション受注を期に2016年に法人化。その後も、小田原城のリニューアル「小田原城 平成の大改修」のPR全般などをはじめ、小田原市の自治会情報誌「小田原回覧板系フリーマガジン おとなりさん」の発行(自社事業、季刊7万部発行 *現在休刊中)など、小田原市を中心とした西湘エリアにて「地域密着のデザイン会社」として展開を続ける。画家である母の影響で幼少より絵に親しみ、現在は母の主宰するアトリエ・コネコで子どもたちへ向け絵画の講師も行っている。