こんにちは! デザインこねこの 長嶺喜和です。
先日、曽我梅林の「小田原梅まつり」に行ってきました。
たくさんの人が来場していました。会場で50円でゴザを借りられますので、梅の樹の下でお花見ができます。
帰りに、弊社でロゴやパンフレット、ホームページを作らせていただいた、昇珠園さんに寄らせていただき、
ドレッシングや和え物に重宝している、梅酢とらっきょうを購入しました。
最近リニューアルさせていただいた、昇珠園さんのホームページです。梅の品種の紹介や梅干の作り方など、お写真満載ですので、ぜひご覧ください。
【ものづくり日本大賞2023】
今回は、「ものづくり日本大賞」についてお伝えいたします。
2023年1月10日、経済産業省、国土交通省、厚生労働省、文部科学省は、第9回「ものづくり日本大賞」の内閣総理大臣賞受賞者を決定しました。
内閣総理大臣表彰「ものづくり日本大賞」は、日本の産業・文化の発展を支え、豊かな国民生活の形成に大きく貢献してきた「ものづくり」を着実に継承し、新たな事業環境の変化にも柔軟に対応しながらさらに発展させていくため、ものづくりの第一線で活躍する各世代のうち、特に優秀と認められる方々を表彰する制度です。
2023年の受賞は以下の方々でした。
【内閣総理大臣賞】
【製造業における部品調達のデジタル革命「meviy」(メヴィー)】
株式会社ミスミグループ本社(平均年齢49歳)
機械部品の設計データ(3Dデータ)をアップロードすると、AIが部品の形状を認識して見積もり、納期までを自動で回答。部品調達時間を9割削減し、通常は2週間から1カ月程度かかる製造納期を最短1日で出荷するという超短納期生産を実現。
【国産初の手術支援ロボット「hinotori™ サージカルロボットシステム」の開発】
株式会社メディカロイド:他1団体(平均年齢52歳)
国産初の手術支援ロボット。遠隔操作の実証実験も進めており、北海道―福岡間でスムーズな操作が可能であることを確認。これにより、一流医師による地方の外科手術や若手医師の遠隔指導など、地方の外科医不足、技術継承など日本医療の課題解決への貢献も期待できる。
【経済産業大臣賞】抜粋
【国内民間初、自社開発し宇宙到達の観測ロケットMOMO。大樹町の夢を乗せ宇宙利用を実業化】
インターステラテクノロジズ株式会社(平均年齢36歳)
民間企業として初めて単月に2機連続で観測ロケット「MOMO」を宇宙空間に打ち上げる偉業を達成したロケット・ベンチャー。部品の製作から組み立て、打上げに至るまで、すべての行程を内製化することに成功。地域密着で産学官民を巻き込み、一丸となって宇宙産業に挑む。
【スマートフォンの普及に貢献する世界最高性能 ロールtoロール型FPC検査装置の開発】
インスペック株式会社(平均年齢51歳)
主にスマートフォン向けに使われ、品質保証のために全数検査が求められている精密フレキシブル基板(FPC)を、高速かつ連続での全数検査を可能にした検査装置。コア技術である画像処理技術とメカトロニクス技術により、検査速度は従来比5倍~10倍と飛躍的な高速化を実現した。
多様な技術、製品、業界を繋ぐ、クラウドロボティクス・プラットフォームの開発・提供】
ラピュタロボティクス株式会社(平均年齢35歳)
ロボットの導入を促進するため、ロボット制御の共通基盤となるクラウドロボティクスプラットフォーム(rapyuta.io)を開発・提供。最大の強みは、多種類・複数台のロボットを状況に応じて群制御する技術を有していることにある。サブスク形式での販売を通じて、ユーザーにとって利便性の高いサービスを提供。まずは、技術との親和性が高い物流業界での展開を進め、DXの促進に寄与している。
【世界最高性能の「緩まないねじ」とその量産用転造金型の開発】
株式会社ニッセー:他4団体(平均年齢54歳)
1本のボルトに大小2種の複雑なリードのねじ山を持つボルトで構成された「緩まないねじ」は、高い緩み止め性能を持つ。普通の工具でも簡単にメンテナンスができる構造を開発し、これまで実現が困難であった「緩み止め性」「作業性」を両立させることに成功。
【令和の台所の新・必需品化を目指す 自動調理鍋 ヘルシオホットクックの開発】
シャープ株式会社(平均年齢41歳)
「無水調理」「自動調理」「予約調理」機能を搭載し、誰でも手間なく簡単に安全に、美味しく健康的な調理ができる、調理家事の自動化・省力化を実現した商品。鍋から離れることができなかった「かきまぜ」「火加減」工程を自動制御することで、「鍋を放っておく(ほっとく+クック)」ことができ、自由時間を創出し豊かな生活をサポート。
いかがでしたでしょうか。
ものづくり日本大賞は、4つの分野に分かれています。
1.産業・社会を支えるものづくり
2.文化を支えるものづくり
3.ものづくりを支える高度な技能
4.ものづくりの将来を担う高度な技術・技能
第9回は、大企業から中小企業まで、様々な会社の取り組みが受賞していました。
昨年は、5月頃に募集がスタートし、8月末に締め切りだったようです。
https://www.monodzukuri.meti.go.jp/index.html
(経済産業省第9回「ものづくり日本大賞」ページ)
ご興味のある方は、上記サイトから、過去の受賞もご覧いただけますので、見てみてください!
長嶺 喜和|Nagamine Kiwa facebook
デザインこねこ株式会社 代表取締役社長/クリエイティブディレクター/イラストレーター/デザイナー
1979年神奈川県小田原市生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科(一期生)にて、インスタレーションアートを学ぶ。在学中よりウェディングアルバム制作会社の仕事の受託をはじめる。もっと様々なデザインをお客様と直接やりとりをしながらつくりたいという思いから2009年に「デザインこねこ」を創業。小田原地下街「ハルネ小田原」開業プロモーション受注を期に2016年に法人化。その後も、小田原城のリニューアル「小田原城 平成の大改修」のPR全般などをはじめ、小田原市の自治会情報誌「小田原回覧板系フリーマガジン おとなりさん」の発行(自社事業、季刊7万部発行 *現在休刊中)など、小田原市を中心とした西湘エリアにて「地域密着のデザイン会社」として展開を続ける。画家である母の影響で幼少より絵に親しみ、現在は母の主宰するアトリエ・コネコで子どもたちへ向け絵画の講師も行っている。