【今はどんな感じ? 世論調査を調べました。】

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こんにちは! デザインこねこの 長嶺喜和です。

最近話題の「ChatGPT」というチャットロボットを、皆様ご存知でしょうか。
アメリカの研究所「OpenAI」が2022年11月に公開しました。人間と対話をしているような、自然な会話ができるということで、話題になっています。

現在は無料で、アカウントを作るだけで利用できるそうなので、早速試してみました。

https://chat.openai.com/

上記のサイトでアカウントを作り、質問をします。

「日本はこの先どうなって行くでしょうか?」という質問を投げかけてみました。

—以下、「ChatGPT」の答えです。

日本の未来は多様であり、何が起こるかは確定的なものではありません。ただし、いくつかのトレンドや動向は考えられます。

まず、日本は人口減少に直面しています。出生率が低く、高齢化が進むことで、将来的には労働力不足や社会保障費の負担増などの問題が生じる可能性があります。一方で、技術革新やグローバル化が進展する中で、人口減少を補うために外国人労働者の受け入れが拡大することも考えられます。

また、経済面では、日本は依然として世界有数の先進工業国であり、多くの世界的企業が存在しています。しかし、近年は中国や韓国などのアジア諸国の経済発展に伴い、競争が激しくなっています。また、新型コロナウイルスの影響により、観光や飲食業などのサービス業に影響を受けるなど、経済活動が制限されている状況もあります。

政治面では、安倍晋三政権が続くなかで、経済政策や安全保障政策に注力しました。今後は、脱炭素化や多文化共生など、新たな課題に対応する必要があると考えられます。

総合的に見ると、日本は未来に向けて様々な課題に直面していますが、長い歴史と豊かな文化を持ち、優れた技術力や人材を有しているため、その可能性は依然として大きいと言えます。ただし、そのためには、社会全体で協力し、改革に取り組むことが必要です。


とても読みやすい文章で、色々な方面から、現在の日本の情報を知ることができました。ビックデータとディープラーニングの成果だと思います。サービスを利用する人が多くなるほど、さらに精度が上がっていくと思います。

今はどんな感じ? 世論調査を調べました。】

内閣府で行なっている世論調査は、日本の縮図のようになるように、統計的な方法で選んだ3000人に、その時のテーマに沿った調査を、主に電話や郵送にてしているそうです。私は、調査対象に選ばれたことはないのですが、皆様はいかがでしょうか?

今回は、令和4年10月13 日 ~11月 20日に実施された、「国民生活に関する世論調査」について、お知らせいたします。

【調査目的】
現在の生活や今後の生活についての意識、家族・家庭についての意識など、国民の生活に関する意識や要望を種々の観点でとらえ、広く行政一般の基礎資料とする。

【調査項目】
1 現在の生活について
2 今後の生活について
3 生き方、考え方について
4 政府に対する要望について

【調査実績】
昭和32年度から原則毎年度実施し、今回は65回目。昨年と比べてどう思うか?を質問していっています。抜粋してご紹介します。

・あなたは、全体として見ると、現在の生活にどの程度満足していますか。
満足(小計) 去年55.3% → 今年51.8%
不満(小計) 去年44.3% → 今年47.8%
半数以上の方が満足しているという結果でした。


・あなたは、所得・収入の側面では、どの程度満足していますか。

満足(小計) 去年39.7% → 今年34.9%
不満(小計) 去年59.7% → 今年64.8%
約65%の方が満足していない、という結果でした。


・あなたは、食生活の側面では、どの程度満足していますか。

満足(小計) 去年76.0% → 今年 71.7%
不満(小計) 去年23.6% → 今年28.1%
約70%の方が満足している、という結果でした。


・あなたは、住生活の側面では、どの程度満足していますか。

満足(小計) 去年68.3% → 今年 66.5%
不満(小計) 去年30.1% → 今年31.8%
約65%の方が満足している、という結果でした。


・あなたは、日頃の生活の中で、悩みや不安を感じていますか。それとも、悩みや不安を感じていませんか。

感じている(小計) 去年77.6% → 今年 78.0%
感じていない(小計) 去年16.7% → 今年17.0%
約78%の方が悩みや不安を感じている、という結果でした。


・悩みや不安を感じているのはどのようなことについてですか。

老後の生活設計について 去年58.5% → 今年63.5%
自分の健康について 去年60.8% → 今年59.1%
今後の収入や資産の見通しについて 去年55.0% → 今年57.1%
家族の健康について 去年51.6% → 今年51.5%
上位4項目はこのような結果でした。

・あなたは、自由になる時間が増えるとしたら、どのようなことをしたいですか。(〇はいくつでも)
旅行 去年64.4% → 今年63.3%
趣味・娯楽 去年44.2% → 今年44.4%
睡眠、休養 去年25.9% → 今年30.5%
旅行が63%と1位でした。


・あなたが働く目的は何ですか。あなたの考え方に近いものをお答えください。(○は1つ)

お金を得るために働く 去年61.1% → 今年63.3%
社会の一員として、務めを果たすために働く 去年12.1% → 今年11.0%
自分の才能や能力を発揮するために働く 去年7.2% → 今年6.7%
生きがいをみつけるために働く 去年13.9% → 今年14.1%
1位がお金のためで、2位が生きがいのためという結果でした。

いかがでしたでしょうか。

だいたい、半数の方が現在の生活に満足していて、その中でさらに詳しく見てみると、以下の答えでした。

金銭面 65%の方が満足していない

食生活 70%の方が満足している

住生活 65%の方が満足している

悩みや不安 78%の方が感じている

働く目的 63%の方がお金のため

今現在の生活自体は、なんとかできているけれど、将来への金銭面での不安と、健康面での不安が強い、という感じでしょうか。

ウィズコロナが原因だと思うのですが、自分の健康を不安に思っている方が59.1%家族の健康を不安に思っている方が51.5%、と増えています。
(平成4年の調査では、自分の健康が不安41.9%、家族の健康が不安36.5%)

なんとなく、今の社会がどのような雰囲気なのかがわかったような感じがしました。

https://survey.gov-online.go.jp/index-all.html

他の世論調査も、上記のURLからご覧いただけますので、もしご興味がありましたら、見てみてください!

長嶺 喜和|Nagamine Kiwa  facebook

デザインこねこ株式会社 代表取締役社長/クリエイティブディレクター/イラストレーター/デザイナー

1979年神奈川県小田原市生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科(一期生)にて、インスタレーションアートを学ぶ。在学中よりウェディングアルバム制作会社の仕事の受託をはじめる。もっと様々なデザインをお客様と直接やりとりをしながらつくりたいという思いから2009年に「デザインこねこ」を創業。小田原地下街「ハルネ小田原」開業プロモーション受注を期に2016年に法人化。その後も、小田原城のリニューアル「小田原城 平成の大改修」のPR全般などをはじめ、小田原市の自治会情報誌「小田原回覧板系フリーマガジン おとなりさん」の発行(自社事業、季刊7万部発行 *現在休刊中)など、小田原市を中心とした西湘エリアにて「地域密着のデザイン会社」として展開を続ける。画家である母の影響で幼少より絵に親しみ、現在は母の主宰するアトリエ・コネコで子どもたちへ向け絵画の講師も行っている。