デザインのインフラ「グラフィックデザイン」

ブログ

こんにちは。デザインこねこの、独立・創業・起業に役立つブログです。日々更新していますので、よろしければフォローお願いします。

5日間ほどお休みをいただいていましたが、皆さんいかがお過ごしでしたでしょうか。

さて今日からは心機一転、シリーズで色々なデザインについてご紹介していきたいと思います。

今日は、まず原点とも言える「グラフィックデザイン」についてです。

いまや「デザイン」はいろいろなところで使われるようになりましたが、その基礎になっているとも言えるデザインです。

まず、私個人の先入観や、偏りがないように定義はWikipediaを参照したいと思います。

グラフィックデザイン: graphic design)は、主として平面の上に表示される文字画像配色などを使用し、情報やメッセージを伝達する手段として制作されたデザインのこと。

Wikipedia, グラフィックデザイン

つまり、文字、画像(写真や、絵など)、色、コピー(言葉)など、色々なデザイン表現で使われる基本的な要素で構成された2次元の平面デザインです。

チラシやポスター、名刺やパンフレット、ロゴTシャツから、路線図、また東京オリンピックでも話題になったピクトグラムなど、様々な場面で活用されています。

昔は紙メディアが主流でしたので、グラフィックデザインは広告の中心を担ってきました。

インターネットが出てきてからも、Webは平面のコミュニケーションですのでグラフィックとの相性が良く、後に「Webデザイン」へとさらに発展していきました。

また、プロジェクションマッピングのように動きを持たせたものもあります。

このように、グラフィックデザインは様々な表現がそのフォーマットを踏みながら広がりを見せていく、まさにデザインのインフラ(下部構造)と言えるものだと思います。

近年、起業を目指す方や、すでに仕事の中でデザインを取り入れたいと思っている方で増えてきているのは、プレゼンの資料などにグラフィックデザインを取り入れることです。

前述したように、グラフィックデザインは平面での情報伝達の整理を行うのに長けたデザイン手法ですので、道具としての一枚のプレゼン資料の精度を高めるのに向いているのです。

このようにグラフィックデザインの活用範囲は非常に広く、それがために各デザイナーの思考によりブラッシュアップされてきました。余談ですが、それが今日の「デザイン思考」という概念へつながり、さらに色々なジャンルでその可能性は広がることになりました。

起業家の皆さんでデザインに興味がある方も多いと思いますが、色々な「〇〇デザイン」があり、何から手をつけていいかわからないかもしれません。そんな時は、まず基礎であるグラフィックデザインを学ばれてみると良いかと思います。

色々なことに応用が効きますし、基礎となるデザインのため、他のデザインよりも表現的にも、思考的にも情報量が多いものですので、きっと学びが多い思います。

こねこの本棚

【おすすめのデザイン本】

「世界一わかりやすい Illustrator 逆引き事典 CC対応 」

弊社で、デザイナー以外のスタッフでもAdobeのイラストレーターを触れるようにレクチャーをした際に教科書がわりにセレクトした本です。デザインの内製化に興味のある方はぜひ!

【弊社が掲載された本】

チラシ、ポスター、フライヤーなど1枚デザインの構図特集です。1枚の写真を大きく使う、2枚の写真を対比させる、写真の重要度によって強弱をつける……素材に合わせた構図の魅力的な作品を300ページ以上の大ボリュームでご紹介。スタッフクレジット付きで、発注する立場の方にも役立ちます。

外国人に響くお土産のパッケージ、外国語版の観光パンフなど作品を一挙紹介!2020年の東京オリンピックをきっかけに、より多くの外国人観光客が来日することが予想され、各企業から「このビジネスチャンスを活かしたい! 」という声が聞かれます。本書では、外国人に響くお土産のパッケージ、使いやすく工夫された英語版の観光パンフなど、外国人に向けて上手くデザインされた作品を一挙紹介します。

街に溢れる実用的な「1枚もの」チラシを厳選!街で目にする膨大な1枚ものチラシの中から、実用・デザイン面に優れた事例を紹介します。旅行・飲食・公共機関など、あらゆる業種のチラシを網羅。限られたスペースで情報をいかに整理しわかりやすく伝えるか、工夫の凝らされた作品を300ページ超えで大特集!

長嶺俊也 デザインこねこ株式会社取締役/クリエイティブディレクター/LOBBY ODAWARA オーナー兼ディレクター/神奈川県商工会連合会小規模支援強化事業コーディネーター