【媒体別広告費】2022.5.11

こんにちは!
デザインこねこの長嶺喜和です。

初夏ですね。
もう少しすると、梅雨のシーズンですが、
今年は市民農園を始めたので、
雨の日も、畑のことを思うと嬉しい気持ちになりそうです。

【媒体別広告費】

2022年2月24日、電通が日本の総広告費と媒体別広告費を発表しました。
電通報 https://dentsu-ho.com/articles/8090
広告市場のトレンドは何なのか?
費用対効果を考える上でも、重要な資料です。

2021年 日本の広告費
10年間推移を見ると、広告費は右肩上がりとなっております。
2020年は、新型コロナウィルス 感染症拡大の影響があり、
大きく落ち込みましたが、
2021年はだいぶ回復され、2019年と2018年の間くらいの、
6兆7998億円という数字でした。
回復の理由として、コロナ渦での戦略にシフトし、
インターネット広告の活用に取り組んだことが挙げられます。

マスコミ4媒体(新聞・雑誌・ラジオ・テレビ)とインターネット広告を比べると、
2012年ではマスコミ4媒体が約2兆9000億円に対し、
インターネット広告は約8000億円と、
大きく約3.6倍の差がありましたが、

2021年ではマスコミ4媒体が約2兆4500億円に対し、
インターネット広告は約2兆8000億円と、
初めてインターネット広告の方が高くなり、逆転が起こっています。

テレビの視聴率は長期的に低下トレンドなのですが、「おうち時間」が増えたことで、
「うちマス四媒体由来のデジタル広告費」は増えている傾向になります。TVerやTELASAなどテレビ番組をインターネットで閲覧できるサービスの浸透もあり、
CMは、インターネット広告と融合した形で注目されていくそうです。

媒体別構成比2021


・インターネット広告費 39.8%

・マスコミ4媒体広告費 36.1%
 テレビメディア27.1%、地上波テレビ25.3%、衛星メディア関連1.8%、
 新聞5.6%、雑誌1.8%、ラジオ1.6%

・プロモーションメディア広告費 24.1%
 交通2.0%、フリーペーパー2.1%、POP2.3%、折り込み3.9%、
 屋外4.0%、イベント・展示・映像など4.7%、DM5.1%