今日と明日は続きてテーマで「Web3」についてまとめたいと思います。
最近、このWeb3(スリー)というのを最近よく耳にすると思います。ちょっと前まではWeb3.0と呼ばれていました。
Web3は、Web1.0、Web2.0の流れの新しいバージョンであり、IoE(Internet of Everything)を新しい次元で実現していくと言われています。
ということで、今日はまず前提となるWeb1.0、Web2.0を簡単におさらいし、あすWeb3に関する考察という二本立てにしたいとおもいます。
とはいえ、専門的な話をすると、内容が多岐にわたりまとめるのが難しいですので、あくまでWeb3は私たちの生活にどう関わってくるかという、表面的な部分を書いてみたいと思います。
例えば、iPhoneが登場した時は衝撃的で色々なコンセプトがひっくり返りましたが、今ではそのイノベーションのすごさを知らない子どもやお年寄りも、道具として普通に使ってますよね。
Web3も近い将来そうなるとおもいます。ですので、今回はいま言われているWeb3によって変わる近未来の予想図をまとめて、見てみたいとおもいます。
では、まずはWeb1.0のおさらいからです。
Web1.0
Web1.0は、現実の世界がデジタル世界へとシンプルに変換されただけでした。
例えば、ニュースがWebにコピーされただけなど「誰かが発信した情報を読む」、というのがWeb1.0の基本的な使い方でした。
時期としてはインターネットが一般に普及し始めてから、つまり1991年から2004年頃までにかけて。
ユーザーは大半がコンテンツを消費する側であり、コンテンツがクリエイターから消費者(ユーザー)への一方向だった時代です。
私はちょうど1.0の終わり頃大学生でしたが、当時のネットというのは「ダイヤルアップ接続」でした。電話回線経由でインターネットに接続する方式で、接続するときにモデムから「ピポパポパピピポピポ、ピ-ガガガ」というような独特の音がして、接続中は「電話料金」がかかっていました。
通信速度もとても遅く、1枚のjpegが上からゆっくり表示されるような感じでした。
Web2.0
Web2.0は、情報の流れが一方向から双方向になります。さらに多くの方がインターネットにアクセスするようになったのがこの時代だと思います。
ユーザーは、情報を受け取るだけではなく、作成したコンテンツをSNSやブログなどにアップロードするようになり、自分自身が「発信」することがインターネットの楽しみ方になっていきました。
Web2.0は 読むだけから、個人が書くという機能が追加されました。
この頃になるとブログがかなり一般化してきました。
ブログは、その後長らく発信メディアとして主流でしたが、ツイッターの台頭で急速に弱体化し、フェイスブック、インスタでとどめを刺された印象です(今はnoteがクリエイターに特化したプラットフォーム化して新しい価値をつけているようですが)。
この双方向になったインタラクティブなプラットフォームの上に、Touch IDなどの様々な革新的技術がかけ合わさり、新たなインフラがたくさん立ちあがりました。
その結果、今では飛行機やレストランの予約、車の手配などあらゆることがネットで可能になり、ライフスタイルが大きく変わりました。
その背景には、やはり何と言ってもスマホの普及が大きかったと思います。Web2.0は、そういったハード面の後押しもあって今に至るまで長く進化を続けています。
以上、簡単ですがWeb1.0、Web2.0を振りかえってみました。明日は、この先Web3によってどう変わっていくのか、その現時点での予想をまとめてみたいと思います。
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長嶺俊也 デザインこねこ株式会社取締役/クリエイティブディレクター/LOBBY ODAWARA オーナー兼ディレクター/神奈川県商工会連合会小規模支援強化事業コーディネーター