【絵画教室アトリエ・コネコ】

メールマガジン/バックナンバー

こんにちは!  デザインこねこの 長嶺喜和です。

前回のメルマガで、市民農園でジャガイモがたくさん収穫でき、ジャガイモ料理を頑張って作ります!
とお伝えしたところ、メルマガの読者の方からメールをいただき、ジャガイモレシピを教えていただきました!
ありがとうございます!

(レシピ)

千切り(幅1㎝くらい)にしたジャガイモ(水にはさらさない)をバターを引いたフライパンに広げ蒸し焼き
ジャガイモが透き通ったらチーズをのせてさらに蒸し焼きチーズが溶けたら出来上がりです。ジャガイモと一緒にソーセージを入れるとボリュームアップします。味付けは、チーズの塩気によって異なりますが、私は粗びきこしょうのみです。

先日作ってみました。とても簡単で美味しかったです!時間が経ってからトースターで再加熱したのですが、凝縮され、カリッとして、それはそれでおつまみ感が増し、よかったです。

社内SNSにも投稿したところ、スタッフもお昼に作っていました。(ソーセージ入り)
レシピ、ありがとうございました!

【絵画教室アトリエ・コネコ】

毎回、AIニュースをお伝えしていましたが、先週は細かいニュースが多かったため、今回はAIではなく、ファインアートの話題にしたいと思います。

時々、メルマガの写真部分で作品をご紹介している、絵画教室アトリエ・コネコ。
私の母、藤本因子が運営する絵画教室で、母が20代の時から教え始め、本格的に始めたのは40代からだそうです。私も美大生の時から週に一、二回アトリエの手伝いをしていました。

アトリエの主な生徒さんは、4歳から小学6年生の子どもクラスの生徒さんで、みんな同じ時間帯でレッスンします。中高生は、美大受験も視野に入れている生徒さんもいるので、鉛筆デッサンなど、夕方以降のクラスに集めています。大人の生徒さんは、おとなクラスの時間帯にレッスンをしています。おとなクラスは、水彩画やパステル画も行なっていますが、油絵を描く方が多いです。私は子どもクラスの生徒さんを教えています。レッスンは約一時間半です。

例えば、4歳の生徒さんの場合、最初に、私の母が手描きで作っている「迷路」と呼んでいるプリントをします。
まだ筆圧が弱い小学生以下の生徒さん用のツールです。この「迷路」は線と線の間をぶつからないように鉛筆を動かす必要があり、とても集中力が高まります!

その後、バチックを使った水彩画の制作をします。(バチック…「はじき絵」)
その日のモチーフを鉛筆で下書きし、それをクレパスでなぞり、水彩絵の具で仕上げます。

低い年齢の生徒さんは、途中で飽きてしまい、少し遊んでしまう事もあるのですが、それでも頑張って描いていくと、最後、絵が仕上がった時に、わーっと満足そうな顔をします。「早くママに見せたいなー!」と、作品が出来上がった達成感でいっぱいです。

そして最後に、クロッキーをします。
落書き帳に、私が選んだモチーフを5個鉛筆で描きます。クロッキーでは消しゴムを使わない決まりがあり、間違えたら何度も繰り返して描いていきます。そうすると、間違えた絵と比べることができ、どんどん絵が上手になります。

絵を教える時によく子どもたちに「見た通りに描いてごらん」と言っています。それがとても、難しいのです。

物を見てその情報を脳で処理し、手を動かして絵を描いています。

目から入ってきた情報を正しく認知できているか?

物体の構造を脳内で再現できているか?

脳内で再現しその通りに手を動かせるか?

上記のことができれば、見た通りに描くことができると思うのですが、脳内で再現するというのが難しいのだと思います。

例えば、巻貝は、ソフトクリームのように、立体的な渦である、ということを理解して構造を組み立てる必要があります。

最初は難しいのですが、その都度その都度、教えていくと、「巻貝はソフトクリームと同じかぁ。」「瓶の底は丸いのかぁ。」と、だんだん物体の構造を想像して描けるようになっていきます。

長嶺 喜和|Nagamine Kiwa  facebook

デザインこねこ株式会社 代表取締役社長/クリエイティブディレクター/イラストレーター/デザイナー

1979年神奈川県小田原市生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科(一期生)にて、インスタレーションアートを学ぶ。在学中よりウェディングアルバム制作会社の仕事の受託をはじめる。もっと様々なデザインをお客様と直接やりとりをしながらつくりたいという思いから2009年に「デザインこねこ」を創業。小田原地下街「ハルネ小田原」開業プロモーション受注を期に2016年に法人化。その後も、小田原城のリニューアル「小田原城 平成の大改修」のPR全般などをはじめ、小田原市の自治会情報誌「小田原回覧板系フリーマガジン おとなりさん」の発行(自社事業、季刊7万部発行 *現在休刊中)など、小田原市を中心とした西湘エリアにて「地域密着のデザイン会社」として展開を続ける。画家である母の影響で幼少より絵に親しみ、現在は母の主宰するアトリエ・コネコで子どもたちへ向け絵画の講師も行っている。