【名刺の紙にこだわる】

メールマガジン/バックナンバー

あけまして、おめでとうございます!デザインこねこの長嶺喜和です。

今日は、1月4日。本日からデザインこねこは仕事始めです。昨年同様に、本年もどうぞよろしくお願いします!!

年末は、私の家族、弟の家族、母で、ゆっくりと過ごさせていただきました。息子と、弟の子どもたちの年齢が近いため、とても楽しそうにはしゃいでいて、「怪我しないかな…。」など、危なっかしく目が離せないのですが、本人たちは楽しさが大爆発していて、周りの大人も終始ニコニコしていました。

【名刺の紙質にこだわる】

紙には、用途によって、さまざまな種類があります。名刺は紙質や厚みによって相手に与える印象が変わります。今回は、名刺を作る際の紙について、ご紹介いたします。

名刺用紙としては、チラシやパンフレットでよく使用する、代表的な紙(コート、マットコート、上質紙)とは少し違い、個性のある「特殊紙」をおすすめしております。いくつかご紹介させていただきます!

「ジェントルフェイス」ビジネス名刺におすすめ

インキが乗った表面に光沢感が出ます。若干の凹凸があるマットな感触が特徴で、コストパフォーマンスが高い紙です。

「アラベール」:紙らしい温かみのあるデザインに

画用紙のような手触りの高級印刷用紙です。ナチュラルで気品のある印象です。

「吉祥紙」:紙自体が黄味がかっています

和紙のような風合いを保ちながら、紙表面は塗工処理が施されているため、インキが乗った表面は若干光沢を帯びます。優雅な和紙の風合いと、ほんのり黄色の用紙の色がぬくもりを感じます。

「ハイマッキンレーディープマットスノー」:真っ白でサラサラ 洗練された雰囲気

印刷した部分も、していない部分も、仕上がりがとてもマットで印象的です。紙雪のような透き通る白さでサラサラした感触です。*デザインこねこの名刺はこちらを使用しています。

「ミラー上質紙」:「写真」や「真っ赤」など派手なデザインが目立ちます

印刷特性に優れた強光沢のミラー面、筆記特性に優れた上質面を表裏に併せ持つ紙です。表面に写真、裏面に文字情報の記載などの表現も良さそうです。

厚さについて

薄い名刺
スタイリッシュなイメージを与えることも可能ですが、弱く頼りない印象を与える可能性もあります。

厚い名刺
しっかりとした信頼感を与える反面、名刺入れでかさばりやすいというデメリットもあります。

上記を踏まえると、名刺でお勧めする紙の厚さは180kg~225kgくらいがいいと思います。*180kgは普通のハガキの厚さ、225kgは厚めのポストカードくらいです。

いかがでしたでしょうか?

名刺は、自分自身のこと、会社のこと、サービスや商品のことなど、気軽に、自然にPRできるツールです。デザインや使用する用紙を変えることで、再びお渡しすることもできますので、定期的にPR内容を変更し、リデザインをしたり、用紙だけ変更したりなどしてみてはいかがでしょうか?

デザインこねこでは、名刺、記念誌、会社案内、折りパンフレットなど、紙のデザインも得意としています!印刷までお受けいたしますので、紙についてもご相談いただけます。お気軽にご相談ください。

長嶺 喜和|Nagamine Kiwa  facebook

デザインこねこ株式会社 代表取締役社長/クリエイティブディレクター/イラストレーター/デザイナー

1979年神奈川県小田原市生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科(一期生)にて、インスタレーションアートを学ぶ。在学中よりウェディングアルバム制作会社の仕事の受託をはじめる。もっと様々なデザインをお客様と直接やりとりをしながらつくりたいという思いから2009年に「デザインこねこ」を創業。小田原地下街「ハルネ小田原」開業プロモーション受注を期に2016年に法人化。その後も、小田原城のリニューアル「小田原城 平成の大改修」のPR全般などをはじめ、小田原市の自治会情報誌「小田原回覧板系フリーマガジン おとなりさん」の発行(自社事業、季刊7万部発行 *現在休刊中)など、小田原市を中心とした西湘エリアにて「地域密着のデザイン会社」として展開を続ける。画家である母の影響で幼少より絵に親しみ、現在は母の主宰するアトリエ・コネコで子どもたちへ向け絵画の講師も行っている。