新型コロナの影響で売り上げが落ちた業種、 伸びた業種

4~6月期のGDPが27.8%マイナスと
大幅な下げ率だったと報道がありました。

アベノミクスではGDPの基準年を改定し、
さらに「その他もろもろ項目」を増やしてきてましたので、
そもそもの数字も昔と同じようには
語れない数字だったうえに、
さらにここまでの下げ幅というのは
巷への即時性のある実害として
どこに、どれぐらいの影響が出てくるのか。

そこで、少しでも参考になる情報を。
数日前の記事になりますが、
新型コロナの影響で売り上げが落ちた業種、
伸びた業種情報です。

ソースはこちら。
https://this.kiji.is/666538775043146849?c=516798125649773665

「上場企業対象で規模が大きいので
実地の参考にはならないかもしれませんが、
市場感だけでも把握できれば」と、
スタッフが教えてくれました。

< 前年同月比(%)>
手芸用品店 171.1
金融サービス 146.5
自転車販売 145
スーパーマーケット 114.8
ネット通販 114.2
家電量販店 108.1
薬局 106.4
—-
アパレル 93.1
コンビニ 90
百貨店 82.1
アミューズメント施設 70.3
交通機関 40.9
旅行代理店 1.4
※飲食店は除いてあります。
テイクアウトのお店は伸びていますが、
イートインのお店は落ちているという状況でした。

手芸は、マスクだと思います。
金融は在宅時間が増えFXをやる人が増加とのことですが、
やはり将来不安も少なからずあるのかなと。

自転車は各種報道でもありました。
スーパー、ネット通販は外出自粛の反動。
家電はやはり家にいる時間が増えた
リモートワークの環境整備でしょうか。
薬局は、マスク、除菌液
(最近ではイソジン騒動もありましたが)。

マイナス面では、アパレル、コンビニは
通勤通学がないことが大きそうです。

デパートはデパ地下もやられてしまったのが
痛かったのではないでしょうか。
一番売りだった「試食」という翼を
もがれてしまいましたし。

アミューズメント、旅行代理店は感染拡大防止で
一番不要不急として目立ってしまいましたし、
交通機関も感染場所として認知されてしまいました。 

ただ、個人的には一大インフラとして
国の経済でも大きな役割を担っているとともに、
様々な分野で地域経済とも結びつきを強め始めていた
鉄道各社の今後の展開はとても注目しています。