「エピ・センター」児玉教授の提言

今日の国会で出された、
東大の児玉教授の新型コロナに関する提言が、
ネットでも、テレビでも大きくニュースに
なっていないことに恐れを感じます。

東京、埼玉型ができ、
エピ・センター(感染集積地、震源地)化していることについて、
涙声で、最後は叫ぶように危機を訴えています。

「今日の勢いで行ったら、来週は大変になります。
今日の勢いで行ったら、
来月は目を覆うような状況になります!」。

7/7の会見で言ったように、
スプレッダーがいる可能性があることに気づいた、
東京がエピセンター化している可能性がある、
未来のニューヨークの二の舞になることを懸念していると、
はっきり言っています。

すでに、その日の感染者数で一喜一憂している場合ではない、
もうそんなことは意味がないんだということがわかります。

YouTubeに動画があったので、はっておきます。
児玉さんは、1分30秒程から。
https://m.youtube.com/watch?v=Rn1hpBDFf7Y

Newsweekで、小さく取り上げていました。
https://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/…/07/284704.php

GoToの東京・埼玉外しは、あきらかにこれを受けてだとおもいます。

具体化した提言で、この日の資料に見積もり書までつけてる本気度が伝わらず、ユーモアだと勘違いしたのか笑っている国会議員がいることが、とても虚しい。

東京にいる知人、友人たちのことが、本当に心配だ。

追記:スタッフがこの時の資料を見つけてくれたので添付しておきます。
枚数の少なさに驚くとともに、とても簡潔に作り込まれた資料から、
危機感と、並々ならぬ使命感を感じます。

(2020.7.16 長嶺俊也 / facebook)