雨続きだった10月。
最近、少しずつ晴天の日も増えてきて、なんだかホッとしています。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
さて、先週末、我が家はとある動物園にお出かけをしたのですが、
そこでふと、思い出したことがあります。
かつて、小田原城址公園内の「小田原動物園」にいた、インド像の「ウメ子」のことです。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが…
ウメ子は、昭和25年(1952年)に来園して以来、
約60年にわたり多くの方に親しまれましたインド象です。
来園した当初は、芸当を披露することもあり、多くの方がウメ子を見ようと訪れました。
また、鼻を使ってお客さんに水や糞をかけ、
そのいたずらをした後は決まって走って逃げていくという、お茶目な?一面も持っていたそうです。
しかし、平成21年(2009年)9月に老衰のため死亡。
「お別れの会」には約5000人もの人が出席するなど、その人気の高さを物語っています。
ウメ子が亡くなって今年で10年経ちました。
現在は、かつての象舎は取り壊されてしまいましたが、
なんだかまた、ひょっこりとウメ子が現れるそうな気がします。
これからも…
ウメ子は、ウメ子のことが大好きだった皆さんの心の中で、
生き続けるのだなぁと思います。
(※写真はウメ子ではありません)
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