おだわらのいいところ186

おだわらのいいところ

小田原駅のお隣「鴨宮駅」。

実は『新幹線の発祥地』と言われているのをご存知でしょうか?


今から57年前の1964年(昭和39年)。

東京駅から新大阪駅を結ぶ「東海道新幹線」が日本で初めて開業されました。
当時、1964年には「東京オリンピック」の開催が決定していて、それまでの

約5年間で東海道新幹線は研究開発から開業までをやり遂げることが求められていたそうです。
鉄道の開発において、試運転や実験などの場として「モデル線」や「モデル線区」と言われる路線や区間が設定されるのですが、東海道新幹線は神奈川県の小田原市と綾瀬市(当時は綾瀬町)を結ぶ約30キロメートルの区間が様々な面から適していると選定され、約2年間に渡り試運転が繰り返されました。
その拠点となった「鴨宮基地」では、車両の性能や、車輪摩耗、ブレーキ、速度など様々な試験が行われたり、全国から選ばれた先鋭を対象に乗務実習や知識講座などを実施し、乗務員としての育成が行われました。


現在、基地の跡地には「新幹線発祥の地」と書かれた石碑が建てられていますが、残念ながら関係者以外は立ち入り禁止になっているそう。

しかし、新幹線が鴨宮の試験場で初めて走ったことを記念、そしてそれを風化させないために、2009年に地元の有志の方々で鴨宮駅南口に記念碑が建てられました(写真)。


開業当時は「夢の超特急」と例えられたという新幹線も今では遠距離を移動する手段として欠かせないものとなりました。

鴨宮駅南口にひっそりとたたずんでいるこの記念碑ですが、新幹線開業にあたり多くの人の苦労や大きな挑戦があったのだろうなぁ…と思うと、

ちょっと胸が熱くなります。