おだわらのいいところ191

おだわらのいいところ


いよいよ田植えの季節!

小田原では、明治時代から、市の中心部を流れる酒匂川流域に広がる足柄平野の水田地帯、主に栢山地区(二宮尊徳生誕の地)で稲作が盛んです。

ちなみに、

水田での稲の栽培を水稲(すいとう)、畑地での栽培は陸稲(りくとう、

おかぼ)と言うそうですが、なぜ稲は主に水を張った田んぼで作られているかご存知でしょうか?
実は、田んぼに水を張る(溜める)ことで以下のような目的や効果があるんだそうです!
水を張る、つまり土の中は酸素がない状態になり、他の雑草の種子が呼吸できないことで芽を出さなくなり、雑草の数が減少。悪さをする害虫なども水があることで住みずらい環境になり、数が減ります。

(稲は茎や葉で吸収した酸素を根まで効率よく送るという仕組みになっているので、水を張った田んぼでも育つ)
また、稲はもともと熱帯の作物で、冷害が大敵。

その点、水は熱を吸収して逃がさない効果があるため水の中は温かい環境となり、稲を冷害から守ってくれます。

つまり、雑草や害虫が住みずらい環境を作ること、水温をある程度一定に保つことで、毎年同じ田んぼで稲が育ちやすくなり、安定した栽培ができるのだそうです。


調べてみると、田んぼの役割は稲を育てる以外にもまだまだたくさんあるのですが、長くなってしまうので、今回はこのへんで…。

普段何気なく見ている田んぼの風景ですが、

昔の人の知恵と努力を垣間見ることができました。