2021.4
CLIENT:有限会社ぎんが邑 RIV 総合研究所(小田原市小規模保育事業)
地域で一緒に子育てをするという川本園長の理念に共感し「商店街の中で一緒に子育てするシームレスな保育園」を考え抜きました。
小田原市小規模保育事業だったため、プロポーザルの前から打ち合わせを重ね、綿密にコンセプトメイキングをおこないプレゼンシートを作成しました。見事勝ちとり、コンセプトに基づき、園舎のデザイン、オリジナルの暖簾、インテリアや、食器のセレクトまでトータルなブランディングデザインを行いました。
園舎の建築やインテリアには、瀬戸建設株式会社の杉山大輔氏にも加わっていただき、三者で「オダワラソダチ」のコンセプトをさらに膨らませる打ち合わせを時間をかけて行いました。「保育園は子どもたちにとって家と同じくらい長くいる場所。だから施設風のデザインではなく、落ち着く第二の家のような保育室にしよう」と決まりました。
また、小田原地区木材業有志の方々の協力を得て、地元の木材をシンボルツリーなど重要なポイントで使用できることにもなり、ちいさな子どもたちが地域の木材に触れることができる、素敵な保育室になりました。
WEB:http://www.gingamura.com/odawarasodachi/
外のベンチと保育室のベンチの高さを揃えることで、シームレスな印象に。
商店街を通る方や、ベンチで休憩する方たちと、自然と交流が生まれます。
商店街に面した保育園。向かいには服屋さんや魚屋さんが。
開所前のご挨拶に近隣の方へお配りしたコンセプトシート。
川本園長(右)と、ブランディングを担当した弊社長嶺。