イーロン・マスク スターリンク

メールマガジン/バックナンバー

こんにちは、デザインこねこの長嶺きわです!

桜の季節もあっという間に過ぎ去り、気づけば日中は30度近くまで気温が上がる日もあり、「もう夏なの?」と驚いております。

まだ4月なのにと、季節の移り変わりの早さに戸惑いつつも、春と初夏が入り混じるこの時期を楽しんでいます。

桜の写真を撮ったままメルマガでご紹介できていなかったので、少し時期は過ぎてしまいましたが、この機会にお届けさせていただきます!


今回の写真は、小田原城と満開の桜、そして小学4年生になった息子の、わんぱくなカレートッピング。さらに、4月13日に開催された「小田原チョコラト」というイベントで、家族が買ってきてくれたチョコレートです。

このイベントは、小田原の美味しいチョコレートが大集合した楽しい催しで、とても盛況だったそうです!
イベントを主催されたのは、オランダの「ハインデ&ヴェレ社」のビーン・トゥ・バー・チョコレートを取り扱う「チョコレートオランダ」さんです。

当社ではチョコレートオランダさんのホームページを制作させていただきました。
ぜひこちらからご覧ください。

https://heindeverre.jp/


【一週間のAI / ITニュース】

AI / IT関連ニュースを一部、お知らせします。

4月17日

KDDIは、スマホと、イーロン・マスクが創業したSpaceXの衛星が直接通信する新サービス「au Starlink Direct」を開始しました。

これにより、従来は通信が難しかった山岳地帯や離島などの「圏外」地域でも、空が見えれば通信が可能になります。これまで約60%だった日本の国土カバー率は、ほぼ100%に拡大。登山や海での利用、災害時の緊急連絡手段としての活用が期待されています。開始当初はSMSの送受信が主な機能で、AIチャットや緊急速報の受信にも対応しています。


イーロン・マスク スターリンク

今回は番外編として、「イーロン・マスク スターリンク」の記事をご紹介します。5回目となる、弊社ブログにおける「イーロン・マスク氏」に関する記事のご紹介です。本シリーズは、2022年5月より掲載してまいりました。


今回取り上げる「スターリンク」は、イーロン・マスク氏が率いる宇宙開発企業SpaceXによる、低軌道衛星を使ったインターネット通信プロジェクトです。

地球上のあらゆる場所でインターネット接続を可能にするこの取り組みは、今後の通信インフラに大きな影響を与える可能性があります。

もくじ

第1回 イーロン・マスク 生い立ちからペイパル

第2回 イーロン・マスク スペースX

第3回 イーロン・マスク テスラ

第4回 イーロン・マスク ツイッター

番外編 イーロン・マスク スターリンク ←今回


——

第5回 イーロン・マスク Xホールディングス

第6回 イーロン・マスク ボーリングカンパニー ニューラリンク


イーロン・マスク スターリンク

2022年5月2日掲載
 

こんにちは。デザインこねこの、独立・創業・起業に役立つブログです。

日々更新していますので、よろしければフォローお願いします。

さて、GWの間は少し題材を広げて、日頃わたしが調べてみたかったことを書いてみることにしています。よろしければ、今日も少しの時間お付き合いください。

さて、唐突ですが、今回は「スターリンク」についてです。

ロシアがウクライナ侵攻でインターネットの接続を遮断した際に、イーロン・マスク率いるスペースXから「スターリンク」がウクライナに提供されたのは大きなニュースになりましたので、耳にした方も多いと思います。

ウクライナの戦果に寄与しているという報道が多いため、宇宙産業の軍事利用が際立てしまっていますが、実はスターリンクは元々はイーロン・マスクが山間の秘境や砂漠など、インターネットのインフラがないところでも通信ができるよう、商用のシステムとして開発を始めたものでした。

先日のトンガでの海底火山の大噴火で海底ケーブルが切れてしまった際にも、人道的支援としてスターリンクの通信がすぐに提供されたそうです。日本ではKDDIが提携し、2021年9月にau通信網に採用する実証実験をスタートさせています。

まず、この「スターリンク」の仕組みですが、多数の小型のスターリンク通信衛星を高度547.25kmの地球低軌道(地表2000kmまでのエリア)に送り込み、多数の人工衛星からなるシステム「衛星コンスタレーション」を形成して運営されている次世代型の衛生インターネットサービスだそうです。

「衛星コンスタレーション」というのは、多数の人工衛星を互いに通信範囲が重ならないように低軌道(また中軌道)に送り込み、地球の全地表面を網羅する技術で、衛生電話やGPSなどで利用されているそうです。

低軌道に送り込む利点は、より少ないエネルギーで済むため小型ロケットで打ち上げ可能だったり、リモートセンシングでは地表との距離が近いため画像などの分解能が上がる、通信衛星では送受信機の発生電力が少なくすむなどがあるそうです。

GPSにも使われている技術と同じと言われると身近なのですごさをあまり感じませんが、スターリンクがすごいのは、その衛星の数、それと相当低い高度を飛んでいるので、普通のインターネットと同じくらいのスピードでつかえるのだそうです。

現在打ち上げられているスターリンク衛星の数は、実に2500基以上とのこと。民間会社であるスペースXがそれだけの数の衛星を打ち上げていたことに驚いたのですが、同じくロケット事業を行なっているホリエモンこと堀江さんとKADOKAWAの社長の夏野さんの対談によると、スペースXは自前で「ファルコン9」という商業用ロケットを持っているので、お客さんのを打ち上げる時に一緒に打ち上げていたというんです。要はスターリンク衛星は原価で打ち上げられていたようなものということです。

実際には、ファルコン9で60基のスターリンク衛星を一度に打ち上げることができるそうで、それだけでも他社に比べたらかなりのコスト削減です。最終的には約4万2000基になる壮大な計画だそうです。

そうすればコストも下がるので、近い将来衛星ビジネスはコモディティ化し、間口はグッと広がりそうです。そうすると宇宙は、誰もが簡単に使える本当のフロンティアとなり、様々なアイデアや技術の受け皿として爆発的イノベーションの場になるのではないかとおもいます。

参考:Newsweek日本版「ウクライナ軍が衛星インターネット『スターリンク』を無人偵察機やドローン攻撃で活用」
参考:ABEMA TIMES「スペースXの『スターリンク』がウクライナの戦場で威力…日本は“軍事に使える技術はダメ”から転換すべき?」
参考:IT media ビジネスONLiNE「ホリエモン×夏野剛


デザインの確認や修正のやりとりについて、今後LINEを主に使用していこうと思っております。
LINEの友達登録は、以下からよろしくお願いいたします。

長嶺 喜和|Nagamine Kiwa  facebook

デザインこねこ株式会社 代表取締役社長/クリエイティブディレクター/イラストレーター/デザイナー

1979年神奈川県小田原市生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科(一期生)にて、インスタレーションアートを学ぶ。在学中よりウェディングアルバム制作会社の仕事の受託をはじめる。もっと様々なデザインをお客様と直接やりとりをしながらつくりたいという思いから2009年に「デザインこねこ」を創業。小田原地下街「ハルネ小田原」開業プロモーション受注を期に2016年に法人化。その後も、小田原城のリニューアル「小田原城 平成の大改修」のPR全般などをはじめ、小田原市の自治会情報誌「小田原回覧板系フリーマガジン おとなりさん」の発行(自社事業、季刊7万部発行 *現在休刊中)など、小田原市を中心とした西湘エリアにて「地域密着のデザイン会社」として展開を続ける。画家である母の影響で幼少より絵に親しみ、現在は母の主宰するアトリエ・コネコで子どもたちへ向け絵画の講師も行っている。