こんにちは!デザインこねこの長嶺きわです。
先日、市民農園で安納芋と里芋を収穫してきました!80個以上あり、大満足です。
早速アトリエにも持っていき、生徒さんのモチーフにもなりました。
【絵画教室アトリエ・コネコ作品展のお知らせ】
11月20日(水)〜24(日)の5日間、小田原三の丸ホールにて、第29回 絵画教室アトリエ・コネコ作品展が開催されます!
今回は、こどもクラスとおとなクラスの合同の作品展で、4歳〜99歳までの生徒の作品を展示いたします!絵画の他に、粘土などの立体作品もたくさん展示しますので、是非見に来てください!
【一週間のAI / ITニュース】
11/12〜11/18までのAI / IT関連ニュースを一部、お知らせします。
11月18日
タクシー配車アプリ「DiDiモビリティジャパン」(東京)が、福岡都市圏の8市7町でアプリでの運転代行の配車サービスを始めました。これまで利用者が複数の業者に何度も電話をかけたり長時間待たされたりすることが常態化していましたが、アプリを使えば出発地や目的地を入力するだけで近くを走る運転代行の運転手と簡単にマッチングされます。同社はこのサービスを通じて、飲酒運転の数を減らしたい狙いもあるそうです。
ライスエクスチェンジ
今回も、SDGsをテーマに、17の目標から一つ一つを独自の視点で、実施事例やイラストを交えながらご紹介していこうと思います!
今回のテーマ:SDGs 目標2「飢餓をゼロに」
飢餓に終止符を打ち、食糧の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進する。
・世界の米ビジネスについての概要と問題
日本人の主食でもあるお米は、世界人口の半数に主食として食べられています。その次に多く食べられているのが小麦、続いてトウモロコシです。
お米の主な産地はアジアとアフリカで、特に「インディカ種」が多く栽培され、南アジアから東南アジアに広がっています。一方、日本で一般的な「温帯ジャポニカ種」は、中国北部や朝鮮半島でも生産されています。
世界のコメ貿易量は年間4,500万トンにのぼりますが、その大部分を占めるのはインディカ米であり、ジャポニカ米の輸出量はわずか100万トン程度です。最近では、日本食の人気が世界中で高まっていますが、海外の日本食レストランで使用されるコメは主にカリフォルニア産であり、インディカ米に比べて高い価格で取引されています。
しかし、世界のコメ取引には多くの課題があります。
コメ取引には、生産者である農家をはじめ、輸出入業者、卸売業者、保険会社、検査機関、規制当局など多くの関係者が関与しています。このため、価格決定や信用評価が中間業者に依存しており、不正が発生しやすく、取引の透明性が低いのが現状です。
また、商談をまとめるには膨大なメールや電話、SMSのやりとりが必要で、連絡手段が統一されていないため、プロセスが非常に複雑化しています。さらに、紙ベースの手続きが中心であるため、非効率な仕組みとなっています。
このような複雑なビジネス構造により、取引コストが高くなり、処理時間が長期化しています。その結果、生産者の収益は減少し、消費者は高い価格で購入せざるを得ません。この影響で、関係するすべての業者も利幅が縮小する状況が続いています。
・ライスエクスチェンジの概要と問題解決
スイスの新興企業であるライスエクスチェンジ(Ricex)社は、世界中のコメ取引が抱える、紙ベースの非効率なビジネス構造を、ブロックチェーン技術と取引プロセスの自動化によって解決することを目指しました。
2019年、Ricexは新たなプラットフォームを発表しました。このテストには、保険、海運、税関、法務、損害査定、海事鑑定など、60ヶ国から500社以上の企業が参加しました。その後、市場を本格的に立ち上げるために、Ricexはブロックチェーン技術に精通したITパートナーとして富士通を選定。ベルギー王国のブリュッセルにある富士通の「ブロックチェーン・イノベーション・センター」がソリューション構築を支援しました。
こうして開発されたプラットフォームは、ブラウザからログインして利用でき、売り手・買い手・サービス提供者間のやりとりを一元化した、使いやすい仕組みとなっています。
2020年9月の稼働開始以来、10万トンのコメ取引が行われ、300以上の組織がこのプラットフォームを利用しています。この結果、取引情報の一覧化による透明性の向上、取引コストの20%削減、90%以上の取引がわずか6分以内に完了するという成果を達成しました。
さらに、このプラットフォームはCOP 25(第25回気候変動枠組条約締約国会議、マドリッド開催)でその有益性が認められました。これにより、小規模農家に適正な利益を還元し、食品廃棄の削減を実現。SDGs目標2「飢餓をゼロに」の達成に向け、大きく貢献しています。
いかがでしたでしょうか?
日本では、もちろん「飢餓」とまではいかないのですが、昨年の猛暑の影響で米不足が発生し、品薄状態が続きました。この結果、米価が高騰し、安定した供給が課題となっています。
日本でも、ブロックチェーンを使ったプラットフォームを取り入れることができれば、コメの生産地、収穫量、在庫状況などをリアルタイムで追跡・共有でき、農家さんや流通業者が直接連携できるようになります。
そうすると、需給のミスマッチを解消でき、流通の遅れによる米不足が解消できたりしないのでしょうか?
また、ブラックボックスと言われているJAを介した価格決定ではなく、生産者と購入者が直接交渉することで、価格決定が透明になれば、今のような、異常な価格高騰は無くなるのでは?と思いました。
コメの生産は、さまざまな公的支援を受けていますので、価格の決まり方や供給不足の原因を納税者に対して明確に説明できる仕組みが必要だと思います。このような改革を通じて、安定したコメの供給と公正な価格形成が実現することを期待したいと思います!
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長嶺 喜和|Nagamine Kiwa facebook
デザインこねこ株式会社 代表取締役社長/クリエイティブディレクター/イラストレーター/デザイナー
1979年神奈川県小田原市生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科(一期生)にて、インスタレーションアートを学ぶ。在学中よりウェディングアルバム制作会社の仕事の受託をはじめる。もっと様々なデザインをお客様と直接やりとりをしながらつくりたいという思いから2009年に「デザインこねこ」を創業。小田原地下街「ハルネ小田原」開業プロモーション受注を期に2016年に法人化。その後も、小田原城のリニューアル「小田原城 平成の大改修」のPR全般などをはじめ、小田原市の自治会情報誌「小田原回覧板系フリーマガジン おとなりさん」の発行(自社事業、季刊7万部発行 *現在休刊中)など、小田原市を中心とした西湘エリアにて「地域密着のデザイン会社」として展開を続ける。画家である母の影響で幼少より絵に親しみ、現在は母の主宰するアトリエ・コネコで子どもたちへ向け絵画の講師も行っている。