製菓所「ゑふや」

事例紹介

2024.7

CLIENT:ゑふや製菓所

大正時代から続く湯河原製菓店ゑふや様のきび餅の個装パッケージをデザインしました。
ゑふや様のきび餅は、湯河原の旅館でお客様を迎える際のお菓子として使われています。

今回のデザインでは、以前使用されていたきび餅の包装紙をデータ化し、そこから要素を抽出してリデザインし、シールを作成しました。
この包装紙は、かつて湯河原にあった温泉旅館、養浩荘に滞在していた米粒作家の大林天洞斎さんが描いたものです。

パッケージには楊枝をセットすることが必要だったため、シール部分に楊枝をセットできるように帯状のシールにするなど、工夫を重ねました。
最終的に、シールを剥がすだけですぐに食べられるデザインに仕上げました。
このデザインにご満足いただき、店頭での販売にも使用されることになりました。