カエルの大合唱が我が家の周りで聴こえてきました。
田植えの時期の到来と、梅雨の訪れをお知らせしてくれます。
ここでちょっと…カエルに関しての豆知識をご紹介。
カエルは両生類の中で「無尾目(むびもく)」に分類され、繁殖期にメスを誘うためによく鳴きます。(つまり鳴くのはオスだけ)
また、自分のいる場所を周りに知らせ、別のオスが縄張りに入ってこないようにしているそうです。
メスは自分と同じ種かどうかを声で知ります。
人間などと比べ、肋骨が発達しないことも大きな特徴。
前足の指は4本で、後ろ足の指は5本、前足に吸盤を持っていて、後ろ足には(多くの種で)水かきがあり、後ろ足で水を蹴って進みます。
(この泳ぎ方をするのはカエルと人間だけだそうです)
カエルの子ども「オタマジャクシ」は調理器具の玉杓子(おたま)に似ていることから名付けられました。
オタマジャクシから、カエルに変態していく過程で前足が出て、尾は少しずつ体内に吸収され、カエルらしい体を作るための栄養分として使われます。
また昔から、「お金がカエル」「福がカエル」「無事にカエル」などのごろ合わせから、縁起のよい生き物としても人気で、カエルのお守りを身に着けたり、置物を飾ると幸運を呼び寄せるというのは有名なお話。
(写真は、小田原市の上府中公園にある「ぶじかえる」です)
カエルの鳴き声が騒音に聞こえるという方もいらっしゃるそうですが、
私はこの季節の風物詩として、「お!いよいよきたね!」と楽しんでいます。
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