おだわらのいいところ157

おだわらのいいところ

おはようございます!

いつも【おだわらのいいところ】をご覧いただき、誠にありがとうございます。

さて、先週の話題にも出させて頂きました「小田原駅」ですが、

今月21日になんと開業100周年を迎えるのをご存知でしょうか?


小田原駅は、国府津駅を起点とする熱海線(=現在の東海道本線)の

終着駅として、1920年(大正9年)に開業しました。

そして、1927年には小田原急行鉄道(=現・小田急電鉄)、

1935年に大雄山鉄道(現・伊豆箱根鉄道)と箱根登山鉄道、

そして1964年には東海道新幹線の停車駅となり、現在もその5路線が乗り入れています。


ちなみに開業当時の駅舎は、屋根に展望塔が建つモダンな作りで、

小田原駅構内には御用邸があり、皇族専用の改札口があったそうです。


そして…

小田原駅のシンボルと言えば、JRの改札口に掲げられている、

「巨大小田原提灯」!(写真)


ご存知の方も多いと思いますが、昨年10月の台風19号の強風により破損してしまい、しばらくの間撤去されていましたが、この夏に新しくなり戻ってきました!
この巨大提灯は、2003年(平成15年)に小田原駅東西自由通路の開通記念として市民団体が小田原駅へ寄贈したものだそうです。
サイズは、直径2メートル、長さ4.5メートル。台風でビリビリに和紙が破れてしまった時にはかなり痛々しい姿でしたが、無事だった元の枠組みはそのまま使用し、40枚にもわたる和紙を新しく2重に貼り付け、文字書きなどを行い、修復され、現在は立派な姿を見せてくれています。

平成から令和へ…

激動の時代に、改札口を行き交う人々を見つめてきた巨大小田原提灯は今、

何を思うのでしょうか?
ぜひ聞いてみたいものですね!

デザインこねこFacebookでも
「小田原のいいところ」を更新しています